日本の国際協力機構(JICA)ベトナム事務所はこのほど、中部高原地方ザライ省人民委員会との間で「中部高原地域における貧困削減のための参加型農業農村開発能力向上計画」に対する技術協力プロジェクトの合意書を締結した。JICAはこのプロジェクトに2014年までに350万米ドル(約3億2000万円)を投じることを公約している。
プロジェクトは同省マンヤン郡のコントゥップ村とローパン村の約1300世帯(大半が少数民族)を対象に実施される。コミュニティの持つ内在的な資源を活用して、村民自らが生活条件を改善していく能力や技能を身に付けられるよう支援する。