化学メーカーのJNC株式会社(東京都千代田区)は、2012年5月に紅河デルタ地方フンイエン省で工業製品の生産工程などで使う液体処理用フィルター製品の新工場を稼働する。
東アジアでの電子・電気機器など各産業の生産拡大に伴い、同製品の海外需要が増加していることを受けたもの。
新工場は2月に営業を始めた現地企業との合弁会社「JNCフィルターベトナム」が運営。新会社の出資比率はJNCフィルター(大阪市北区)が 80%、ドンプージョイントストックカンパニー(ベトナム)が20%。初年度の売上高は2億円を目指す。