ベトナム総合情報サイトVIETJO [ベトジョー] ベトナムの最新時事ニュースを毎日無料配信!
 ようこそ ゲスト様 

ハノイ:海外初の「福岡方式」廃棄物処分場が竣工

2015/06/10 08:59 JST配信
Clip to Evernote
(C) hanoimoi
(C) hanoimoi 写真の拡大

 ハノイ市ソンタイ町で8日、福岡県の技術協力により「福岡方式(準好気性埋立方式)」で建設された「スアンソン廃棄物処分場」の竣工式が行われた。竣工式には、ハノイ市人民委員会のグエン・テー・タオ主席、小川洋福岡県知事と井上忠敏福岡県議会議長らが出席した。

 同事業は、国際協力機構(JICA)の「草の根技術協力事業」によるもの。投資総額は約470億VND(約2億7000万円)、埋立地の面積は約3ha、1日当たりの処分能力は約100tとなっている。同県の技術協力による海外での処分場建設は今回が初めて。

 「福岡方式」は、埋立地内部に管を通して外気を取り込みやすい好気状態にし、バクテリアの働きで廃棄物を好気的に分解することによって、硫化水素ガスやメタンガスなどの有害ガスの発生を抑制する方法。この方法は、2008年に日本政府から環境大臣賞を受賞している。

 福岡県とハノイ市は2013年8月に「福岡方式による廃棄物処分場の整備に関する覚書」を締結。これに基づき、ハノイ市は2014年6月に同処分場を着工した。同県は、「福岡方式」の発明者である花嶋正孝福岡大学名誉教授をはじめとする有識者を現地に派遣し、処分場の施工に関する技術指導を行うと共に、ハノイ市の行政関係者や技術者を日本に招いて研修を行ってきた。

 同県は今後、処分場の稼働に伴うごみの搬入や維持管理の方法などについても技術指導を行っていく計画だ。同事業を通じて、公害問題を克服する過程で培った福岡県の技術及びノウハウをハノイ市に伝えることにより、同市の他の処分場でも「福岡方式」が普及し、同市の環境改善に大きく寄与するものと期待されている。

[2015年6月9日 ベトジョーニュース A].  © Viet-jo.com 2002-2019 All Rights Reserved. 
※VIETJOベトナムニュースは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。免責事項
最新ニュース [日系]
吉野石膏、バリア・ブンタウ省で生産工場を着工 (14日)
 住宅建材メーカー大手の吉野石膏株式会社(東京都千代田区)のベトナム現地法人であるYoshino Gypsum Viet Nam(東南部地方バリア・ブンタウ省)は13日、同省の第3フーミー工業団地で生産工場「Yoshino Gypsum Viet...>> 続き
UBU CAFEルミネエスト新宿店で「タピオカチェー」期間限定発売 (14日)
 アジアンカフェ&ダイニングのUBU CAFEルミネエスト新宿店(東京都新宿区新宿3-38-1 ルミネエスト新宿8階)に、6月17日(月)~8月31日(土)の期間限定で、「タピオカチェー」が4つのフレーバーで登場する。昨...>> 続き
SAJみなとシティバレエ団、「シンデレラ」無料公演―ホーチミンの小中学校など16か所を訪問 (14日)
 2018年に東京都港区で発足した芸術振興団体The Society for Arts in Japan(SAJ)みなとシティバレエ団は、9月5日から13日にかけてホーチミン市の小中学校など16か所を訪問し、クラシックバレエ「シンデレラ」の...>> 続き
にしてつベトナム現法、ドンナイ省にアマタセールス事務所を開設 (14日)
 にしてつベトナム現地法人(NNR Global Logistics Vietnam)は、東南部地方ドンナイ省アマタ工業団地内に「アマタセールス事務所」を開設し、5日より業務を開始した。同社にとって7番目の拠点となる。  アマ...>> 続き
JOGMEC、対ベトナム石炭採掘・保安技術移転事業を開始 (13日)
 独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC、東京都港区)は、令和元年(2019年)度産炭国に対する石炭採掘・保安に関する技術移転事業のうち、ベトナム石炭鉱産グループ(Vinacomin=ビナコミン)との研修...>> 続き
これより過去の記事は、日系記事一覧でご覧ください。
©VIETJO ベトナムニュース 2002-2019 All Rights Reserved
運営:Viet Economic Research and Advisory Corporation (略称:VERAC)