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日本政府は6月1日午前0時から、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の水際対策措置について一部の国・地域からの入国者に対する入国時検査の免除などを行う。
オミクロン株に関する知見、各国・地域における流行状況、日本への流入状況などのリスク評価、ワクチンの有効性などを踏まえ、各国・地域からの流入リスクを総合的に勘案し、国・地域を「赤」「黄」「青」の3つに区分して有効なワクチン接種証明書の有無などによって検査と待機期間を定める。
ベトナムは「黄」に区分され、入国時検査を実施した上で、原則7日間の自宅等待機を求めることとし、入国後3日目以降に自主的に受けた検査の結果が陰性であれば、その後の自宅等待機の継続を求めない。このうち、ワクチン3回目接種者については、入国時検査を実施せず、入国後の自宅等待機を求めない。
詳細は以下の通り。
<有効なワクチン接種証明書なし>
◇出国前72時間以内の検査:検査あり
◇入国時の検査:検査あり
◇入国後の待機期間:「3日間自宅等待機+自主検査陰性」(検査を受けない場合は7日間待機)
<有効なワクチン接種証明書あり>
◇出国前72時間以内の検査:検査あり
◇入国時の検査:検査なし
◇入国後の待機期間:「待機なし」
また、入国後の公共交通機関の使用について、入国後24時間以内に自宅等待機のために自宅等まで移動する場合に限り、待機期間中であっても公共交通機関の使用が可能となる。
なお、外務省は26日、各国に対する感染症危険情報の発出を更新した。ベトナムは危険レベルが最も低い「レベル1(十分注意)」となっている。