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- 第2タンロン工業団地内に新工場を建設
- 日本とフィリピンに続く大規模生産拠点
- 26年9月着工、27年7月稼働開始を予定
クーリングシステム製品やパワーシステム製品、サーボシステム製品を手掛ける山洋電気株式会社(東京都豊島区)は、同社製品の競争力をさらに高めるべく、北部紅河デルタ地方フンイエン省の第2タンロン工業団地内に新工場を建設する。
ベトナム工場は、同社グループの日本国内(長野県上田市)、フィリピン(スービック経済特別区)に続く3つ目の大規模生産拠点となる。生産拠点の拡大により、安定した生産体制と世界中の顧客のニーズに応える製品の提供を一層充実させていく。
新工場では、冷却ファン、ステッピングモータ、サーボモータを生産する。総生産能力は、◇冷却ファン:約50万台/月、◇ステッピングモータ:約5万台/月、◇サーボモータ:約5000台/月となる。
工場の敷地面積は4万7800m2、延床面積は1万8000m2で、投資額は約70億円の予定となっている。2026年9月に着工し、2027年7月の稼働開始を予定している。