![]() (C) ノバレーゼ |
- 日本料理店をタオディエン街区に開業
- 江戸前の握り寿司や抹茶スイーツなど提供
- ベトナムでのブライダル事業参入も狙う
結婚式場やレストランを運営する株式会社ノバレーゼ(東京都中央区)は1日、本格的な日本料理店「シャリ・サイゴン・モダンジャパニーズキュイジーヌ(SHARI SAIGON MODERN JAPANESE CUISINE)」をホーチミン市に開業し、ベトナムに初進出した。
店舗は3フロアの路面店で、ホーチミン市タオディエン街区ゴクアンフイ通り35番地(35 Ngo Quang Huy, phuong Thao Dien, TP. Ho Chi Minh)に立地する。
銀座の創作和食店「SHARI(シャリ)」の姉妹店となり、江戸前の握り寿司や神戸産の黒毛和牛の鉄板焼き、天ぷら、茶碗蒸し、ウナギの土鍋ご飯といった一品料理、抹茶を使ったスイーツなどを提供する。寿司ネタは東京・豊洲市場で仕入れて空輸するほか、鮮魚・肉・米は日本産を使用する。
店内には、寿司やステーキを振る舞うカウンター席や接待に対応する個室などを設けている。想定客単価は、ランチが32万VND(約1800円)、ディナーが128万VND(約7200円)となっている。
ノバレーゼはこれに先立つ8月、ベトナム現地法人「ノバレーゼ・ベトナム(NOVARESE VIETNAM)」を設立した。
同社はレストランの運営を足がかりに、ベトナムでの婚礼ビジネスも模索する。まずは店舗への婚礼窓口の設置を検討するなどし、現地カップルの日本国内での挙式(インバウンド婚)の需要を探るほか、ベトナムでのブライダル事業への参入も狙う。