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- イオンベトナムとして初めて手掛けるSC
- グループ全体ではベトナム国内8番目のSC
- 総合スーパーなど約30店舗の専門店が出店
イオン株式会社(千葉県千葉市)のベトナム法人イオンベトナム(AEON Vietnam)は4日、南部地方タイニン省(旧ロンアン省)で、イオンベトナムとして初めて手掛けるショッピングセンター「イオン・タンアン・ショッピングセンター(AEON Tan An Shopping Center)」をグランドオープンした。
これは、「イオン」の南部メコンデルタ地方1号店となり、イオングループ全体としてはベトナム国内で8番目のショッピングセンターとなる。
「イオン・タンアン・ショッピングセンター」は、地上3階・地下1階建てで、敷地面積約2万1900m2、延床面積約2万6700m2(うち、総合スーパー「イオン・タンアン」約1万3000m2)、総賃貸面積約1万9600m2(うち、「イオン・タンアン」売場面積約8750m2)となる。また、駐車台数は、自動車270台、バイク935台となっている。
総合スーパーをはじめ、約30店舗の専門店が出店し、ファッション、スポーツ用品、書籍、カフェ、レストラン、アミューズメント、シネマなど、便利で新しい買い物体験を提供する。1階にはデリカのイートインスペース、2階には開放的な休憩エリア、さらに屋外テラスも設置する。
イオンのベトナム事業は、総合スーパー(GMS)、スーパーマーケット(SM)、コンビニエンスストアといった小売事業に加え、ディベロッパー、サービス・専門店、総合金融事業、商品開発を担う機能会社を含むグループ11社が密接に連携し、事業を展開している。
ベトナム事業の戦略面では、マルチフォーマットによるドミナント出店を掲げている。大型モールの約半分の規模となる中型ショッピングセンターを開発することで、迅速な出店と早期の収益化を図る。
同社は今後も、マルチフォーマットによるドミナント出店とグループ会社のシナジーを生み出し、ベトナム事業を日本に次ぐ第2の成長の柱となることを目指す。