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- カントーで日本技能専門学校(JPC)が開校
- ベトナム人材を日本企業のニーズに直結
- ホテル・レストラン業務、日本語を教育
南部メコンデルタ地方カントー市で18日、同地方で初となる日本式職業訓練校「日本技能専門学校(JPC)」が開校した。ベトナム人材を日本企業の採用ニーズに直結させる教育モデルとして、地域の人材育成と経済発展に貢献することが期待される。
JPCは、日本企業向けのベトナム人材育成やベトナム人材紹介を手掛けるエスハイ(Esuhai)の投資プロジェクトで、主な教育分野は、◇ホテル・レストラン業務、◇家事・介護サービス、◇日本語教育の3分野となっている。
エスハイは2023年9月、旧ソクチャン省(今年7月にカントー市と合併)人民委員会との間で、◇日本への人材育成および派遣、◇旧ソクチャン省と日本の連携促進、◇日本基準による高品質専門学校の設立に関する協力覚書を締結した。約2年にわたる取り組みを経て、JPCの設立に至った。
カントー市人民委員会は同社に対し、今後もJPCの規模拡大と質の向上に努め、同校を日本基準の高品質な専門学校へと段階的に発展させるよう求めた。また、新カントー市(旧カントー市、旧ソクチャン省、旧ハウザン省が合併)と近隣省全体に学生募集エリアを拡大し、年間2000~3000人の学生を受け入れるよう要請した。
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