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2025/11/05 13:44 JST配信
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- 駐車場を無料開放、モール内に避難場所も
- 市内40街区・村の半数以上で浸水被害
- 建物の基礎を高く設定、浸水被害免れる
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北中部地方フエ市は、10月末に豪雨と洪水の被害に見舞われた。同市アンドン街区にある「イオンモール・フエ」は、洪水から避難する住民のために、駐車場を無料で開放しているほか、モール内に安全な避難場所を用意し、食事や寝る場所を無料で提供している。
1日時点でフエ市内の40街区・村のうち半数以上で浸水が発生し、1万戸以上が水に浸かっている。同市人民委員会によると、市全体の死者・行方不明者は13人に上り、数万世帯が深刻な被害を受けている。
イオンモール・フエの建設地は、洪水が発生しやすい場所とみられていた。そのため、建設に当たり1999年に発生した大洪水を教訓に、建物の基礎を、過去の洪水のピークより1.5m高く、道路の路面より2.5m高くした。これが功を奏して、今回の浸水を免れた。
イオンモール・フエは、中部エリアで初、国内では7号店となる「イオンモール」として2024年9月にオープンした。
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