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- コンベヤ部品の製造・販売の子会社設立へ
- 資本金約2億円、JRCが100%出資
- 海外規格対応の製品の現地製造体制確立
コンベヤや環境プラント、ロボットSIなどの事業を手掛ける株式会社JRC(大阪府大阪市)は、同社100%出資のベトナム子会社を北部紅河デルタ地方フンイエン省に設立する。
ベトナム子会社「JRCベトナム(JRC Vietnam)」(予定)では、コンベヤ部品の製造・販売を行う。資本金は約2億円で、2026年6月に設立する予定だ。
新会社は、資本金がJRCの資本金の100分の10以上に相当する見込みであることから、JRCの特定子会社となる。
JRCはこれまで、日本国内の生産拠点から海外の顧客にローラやスタンドなどのコンベヤ部品を輸出してきた。しかし、インフラ投資が加速する東南アジア地域での搬送設備需要の拡大や、グローバル市場における競争激化に伴い、市場に近い場所での生産・供給が喫緊の課題となっていた。
こうした環境変化に対し、同社はベトナムに新たな製造拠点を設立し、海外規格に対応した製品の現地製造体制を確立する。これにより、ベトナム国内およびASEAN諸国への納期短縮を実現するだけでなく、北米をはじめとするグローバル市場への輸出競争力を高める機能を担う。
今後は、日本で培った高い品質管理基準と製造ノウハウを移管し、日本品質の製品を競争力のある価格と納期で提供できる体制を整備していく。現地法人化により、商流の簡素化に加えて、技術サポートやアフターサービスについても、現地の法規制や商習慣に沿ったきめ細やかな対応が可能となる。
同社グループは、ベトナム拠点の設立を海外事業拡大の重要なマイルストーンと位置づけ、生産・販売・サービスの現地完結化を推し進めることで、グローバルな事業成長を加速させていく。

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