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産業資材事業やディバイス事業、メディカルテクノロジー事業を手掛けるNISSHA株式会社(京都府京都市)は、8月6日に予定していた2026年12月期第2四半期(中間期)決算発表を延期することを明らかにした。
5月に連結子会社化したベトナムの医療機器メーカーであるUSMヘルスケア(USM HEALTHCARE MEDICAL DEVICES FACTORY、ホーチミン市)において、買収前の不適切な会計処理が判明したためだという。
NISSHAによると、USMの買収後の経営統合プロセスおよび初回の連結決算の過程で、買収前の期間における循環取引を中心とする不適切な会計処理が行われていたことが判明した。
さらに、調査の過程で新たな簿外債務の可能性も浮上している。NISSHAは、外部専門家を含む社内調査チームを設置し、事実関係の確認や連結財務諸表への影響額の算定などを進めているが、全体像の解明には相応の時間を要する見込みだ。
NISSHAは、5月20日にUSMの株式取得を完了し、同社を子会社化したばかりだった。USMは循環器科向けのステントなどを展開するベトナムで唯一の国産ステントメーカーで、NISSHAは同社の子会社化を通じて、東南アジアにおける医療機器製造の事業基盤を獲得し、アジア地域での事業展開を加速させる方針を示していた。
・ NISSHA、地場医療機器メーカーのUSMヘルスケア子会社化完了 (2026/05/26)
・ NISSHA、地場医療機器メーカーのUSMヘルスケアを子会社化 (2026/01/27)

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