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米ミサイル駆逐艦の「航行の自由作戦」、ベトナム外務省が賛意

2019/01/11 06:11 JST配信
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 米海軍のミサイル駆逐艦が7日に「航行の自由作戦」として南シナ海のホアンサ諸島(英名:パラセル諸島、中国名:西沙諸島)から12海里(約22km)内を航行したことについて、ベトナム外務省が賛意を示した。

 ベトナム外務省のレ・ティ・トゥー・ハン報道官は9日に開かれた記者会見で、ホアンサ諸島およびチュオンサ諸島(英名:スプラトリー諸島、中国名:南沙諸島)の領有権はベトナムにあると改めて主張した上で、国連海洋法条約(UNCLOS)の批准国として、また南シナ海の沿岸国として、ベトナムは南シナ海の海上および上空における航行の自由の権利を尊重すると述べた。またハン報道官は、関係国に対して国際法の義務を実行し、南シナ海における平和の維持と安定に寄与するよう求めた。

 海外メディアによると、今回の「航行の自由作戦」では、米海軍のアーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦「マッキャンベル(USS McCampbell、DDG-85)」が、ホアンサ諸島のカイ島(英名:ツリー島、中国名:趙述島)およびリンコン島(英名:リンカーン島、中国名:東島)、フーラム島(英名:ウッディー島、中国名:永興島)の3島から12海里(約22km)内を航行したという。

 米国と中国は7日から中国の北京で貿易問題をめぐる次官級協議を行っており、今回の航行の自由作戦は中国側をけん制する狙いもあるとみられている。中国外務省の陸慷(ルー・カン)報道局長は同日の会見で、中国側が米国側に抗議したことを明らかにしている。

 ホアンサ諸島はかつてベトナムが領有していたものの、1974年のホアンサ海戦で中国人民解放軍がベトナム軍を攻撃し、中国の実行支配下に入った。ベトナムと中国は、ホアンサ諸島およびチュオンサ諸島含む南シナ海の領有権をめぐって対立を深めており、中国によるベトナム漁船の攻撃などが相次いでいる。

[18:54 09/01/2019, A].  © Viet-jo.com 2002-2019 All Rights Reserved. 
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