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- 南アで開催のG20サミットにベトナム招待
- 両党間の協力覚書の早期締結で一致
- 潜在分野における協力の拡大でも一致
トー・ラム書記長は22日、南アフリカ共和国のマタメラ・シリル・ラマポーザ大統領と電話会談を行った。
ラマポーザ大統領は、G20の議長国およびアフリカ民族会議(ANC)の議長として、2025年に南アフリカで開催予定の金融・世界経済に関する首脳会合(G20サミット)と関連会議にベトナムを招待すると表明した。
これを受け、ラム書記長は南アフリカから寄せられた友情に謝意を示すとともに、南アフリカがさらなる成果を上げ、アフリカと国際社会における役割を一層高めることへの確信を表明した。
両首脳は、自国の経済社会発展状況について意見交換を行い、「協力と開発のためのパートナーシップ」の枠組みの下で政治的信頼を強化するため、両党間の協力覚書を早期に締結することで一致した。
ラマポーザ大統領は、ベトナム共産党の党建設および経済社会発展に関する経験を評価し、近く高官代表団を派遣してベトナムの経験から学ぶ意向を示した。
双方は、経済、貿易、投資分野での協力推進に加え、教育、国防・安全保障、エネルギー、鉱業、持続可能な資源利用、インフラ開発、気候変動といった潜在分野における協力の拡大でも一致した。
ラマポーザ大統領はラム書記長に対し、早期の南アフリカ訪問を招請した。また、ラム書記長もラマポーザ大統領に対し、2025年中のベトナム訪問を招請した。