![]() (C) MOFA |
米国政府は、第三国を経由した原産地偽装などによる関税回避(迂回輸出)のリスクがある約40の国・地域を公表し、ベトナムを「第2グループ(Tier 2)」に分類した。
これに対し、ベトナム外務省は、自由で公正かつ互恵的な貿易を推進するとともに、原産地偽装や違法な中継輸送などの貿易不正を断固として阻止する方針を強調した。
米国が公表した報告書では、中国関連商品の取引規模や中国との経済統合の深さなどに応じて貿易相手国が3つのグループに分類された。なお、グループの数字は単純なリスクの高低を示す順位ではない。
ベトナムは第2グループに属し、「第1グループ(Tier 1)」には、◇カナダ、◇欧州連合(EU)、◇インド、◇イスラエル、◇日本、◇メキシコ、◇韓国、◇台湾など、米国の主要貿易相手国・地域が分類されている。
第2グループには、◇ベトナム、◇ブラジル、◇インドネシア、◇マレーシア、◇タイ、◇トルコの6か国が含まれ、中国系サプライチェーンとの経済的な結び付きが比較的深い国々と位置付けられている。
「第3グループ(Tier 3)」には、カンボジア、ラオス、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、アラブ首長国連邦(UAE)、パナマ、ケニアなど24か国が含まれ、貿易規模は比較的小さいものの、低コスト労働力や自由貿易区、港湾や国境へのアクセスなどを通じて迂回輸出に利用されるリスクがある国々とされる。
報告書は、関税回避のために商品の表示を変更したり、迂回輸出を行ったりする国について、差し止めや懲罰関税、制裁、市場アクセスの制限などの対象とすべきだと指摘している。また、米国当局は人工知能(AI)や機械学習、大規模言語モデル(LLM)などを活用した取り締まりを強化する方針だ。
ベトナム外務省のファム・トゥー・ハン報道官は20日の定例記者会見で、ベトナムは米国との包括的・戦略的パートナーシップに基づき、米国と建設的な対話を継続し、安定的で互恵的な経済・貿易関係を維持する姿勢を示した。
なお、ベトナム財政省傘下税関局の統計によると、2026年初めから8月15日までのベトナムの輸出入総額は7120億USD(約113兆円)を超え、約▲220億USD(▲約3兆5000億円)の貿易赤字となっている。2026年通年の輸出入総額は1兆USD(約159兆円)を突破する見通しだ。
・ 原産地証明書、発給窓口を一本化 ベトナム迂回輸出の懸念に対応 (2025/05/13)
・ 米国、ベトナム迂回の鉄鋼製品に最大456%の課税を決定 (2019/12/19)
・ 米国、ベトナム迂回の鉄鋼製品に最大456%の関税 (2019/07/04)
・ 米中貿易戦争、ベトナム経由の迂回輸出に懸念 (2018/10/31)

から



)

)
)
)
)

)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)











