![]() (C) Basil D Soufi / Wikimedia Commons / CC BY-SA 3.0 |
米国ニューヨークの国連本部で現地時間22日、第81回国連総会ハイレベル会合が開幕し、ベトナムからトー・ラム書記長 兼 国家主席が出席して演説を行った。
ラム書記長は、平和と協力、持続可能な発展の実現に向けた4つの大きな方向性を示した。
国際社会に向けた4つの大方針
演説の中で示された4つの大方針は、◇国連憲章および国際法の尊重に基づく国家間の信頼回復、◇公平で人道的かつ持続可能な発展の推進、◇人類の発展に貢献する技術ガバナンスの形成、◇多国間主義の強化と国連を中心とする枠組みの維持だ。
ラム書記長は、紛争や対立を防ぎ、国際社会が連携して地球規模の課題に対処する必要性を訴えた。また、ベトナムの外交方針として、独立・自主・多国間化・多様化を堅持することを表明した。南シナ海問題をはじめとする紛争の平和的解決に向け、1982年国連海洋法条約(UNCLOS)の遵守を強調したほか、パレスチナの自決権の尊重や対キューバ制裁の解除を呼びかけた。
さらに、ベトナムが2025年にハノイ市で国連サイバー犯罪条約「ハノイ条約」の署名式を開催したことや、2027年のアジア太平洋経済協力(APEC)首脳会議の開催国として準備を進めていることにも言及した。
各国首脳との会見
同総会の合間には、タイのアヌティン・チャーンウィーラクン首相、オーストラリアのアンソニー・アルバニージー首相、フィジーのナインガマ・ラランバラヴ大統領をはじめとする各国首脳と相次いで会見した。
各会見では、農業、再生可能エネルギー、気候変動対策、多国間協力など幅広い分野で連携を深化させることで一致した。
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