ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO [ベトジョー]
 ようこそ ゲスト様 

クリードグループ、不動産開発でベトナム地場企業と提携

2014/09/12 09:00 JST配信
(C) vietstock
(C) vietstock

 不動産関連資産への投資や不動産開発を手掛けるクリードグループ(東京都新宿区)は9日、ベトナムの577不動産[NBB](NBB Investment)との間で、NBBの株式取得及びNBBが展開している不動産案件への投資に関する提携契約を締結した。同グループがベトナムの地場企業と提携するのは今回が初めて。

 同契約によると、クリードグループはホーチミン市8区第16地区ボーバンキエット通りで建設中の高層マンション「シティゲートタワーズ」案件に6000億VND(約30億2000万円)を投じる。投資総額は 1兆3000億VND(約65億円)。同案件の総面積は1.93ha、床延べ面積は12万7693m2で、地上28階建て、地下1階建て。3棟建設されるマンションの1戸当たりの面積は67~86m2で、面積9000m2の公園やテニスコート、プールなどが併設される。

 また同グループは、NBBが展開する高層マンション「NBBガーデンII」(同市ビンチャイン郡タンキエン村)案件及び「NBBガーデンIII」(同市8区第16地区)案件への資金のうち50%を出資する。いずれも同市で計画されているショッピングセンター・マンション複合開発エリアで、「NBBガーデンII」の投資総額(推定値)は7兆0730億VND(約355億円)、「NBBガーデンIII」の投資総額は3兆8170億VND(約192億円)となっている。「NBBガーデンIII」の契約は今後半年以内に締結される予定。

 このほか、NBBが第三者割当により発行する460万株を、1株1万9800VND(約99円)で取得する。この株式発行は10月までに完了する見通し。同グループの宗吉敏彦社長は、NBBが広大な土地を確保し、高い利益をもたらすと見込まれる数多くの不動産案件を展開していることから、NBB株のポテンシャルを高く評価している。

 なお、クリードグループは1996年に設立され、投資総額8億USD(約850億円)に上る22件の不動産開発を日本各地で手掛けてきた。これまでにマレーシア、カンボジア、ミャンマー、バングラデシュで投資を行っており、今後はベトナム拠点でも投資を拡大していく方針だ。

[My Ha, Vietstock, 13:00 (GMT+7) 09/09/2014, A].  © Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved. 
※VIETJOベトナムニュースは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。 免責事項
新着ニュース一覧
26年のテト9連休・建国記念日5連休、首相が同意 (6:38)

 ファム・ミン・チン首相は、2026年のテト(旧正月)(旧暦1月1日=新暦2026年2月17日)に伴う休暇について、2026年2月14日(土)から2月22日(日)までの9連休とする内務省の案に同意した。  建国記念日(9月2日)に...

ベトナム航空、顧客データ流出でパスワード変更呼びかけ (6:22)

 ベトナム航空[HVN](Vietnam Airlines)は14日、世界的なデータ流出事件を受け、マイレージプログラム「ロータスマイル」の会員に対し、パスワードの変更を呼びかけた。

25年1~9月期のバイク販売台数、前年同期比+0.7%増の191万台 (5:33)

 ベトナムバイクメーカー協会(VAMM)の発表によると、2025年1~9月期におけるVAMM加盟5社のバイク販売台数は前年同期比+0.69%増の190万6023台だった。  7~9月では、前年同期比▲9.37%減の62万1732台だった...

503人の戦争烈士と100人超の「ベトナム英雄の母」がいる小さな村 (12日)

 南中部地方ダナン市ディエンバンドン街区(旧クアンナム省ディエンバン町ディエンナムバック街区)カムサー村の人々は、白い砂丘が広がる田舎の風景と、かつての爆撃の焦げた匂いを今も覚えている。戦争を経験し...

ベトナム人画家の作品、世界最大の一枚板漆絵としてギネス認定 (5:02)

 ベトナム人画家チュー・ニャット・クアン氏が描いた作品「独立宣言を読むホーおじさん(Bac Ho doc Tuyen ngon doc lap)」がこのほど、「世界最大の一枚板の漆絵」としてギネス世界記録に認定された。  共産...

鐵商、ベトナム現地法人をダナンに設立 (4:04)

 鉄鋼製品や鉄鋼原料の販売を手掛ける鐵商株式会社(東京都中央区)は10月、南中部地方ダナン市に同社100%出資のベトナム現地法人を設立した。同時に、ベトナムのほか、インド(ムンバイ)とバングラデシュ(ダッカ)...

オリナス、地場マーケティング企業と提携 ベトナム進出支援で (3:02)

 SNSマーケティングや海外販促・マーケティングなどの事業を手掛けるオリナス株式会社(東京都港区)は、地場マーケティング企業のアルファ・エンタープライゼズ(Alpha Enterprises、ホーチミン市)との間で、業務...

ハノイ:「日本秋祭り」、10月18日・19日開催 国際交流基金 (2:37)

 国際交流基金ベトナム日本文化交流センターは10月18日(土)・19日(日)の両日、「日本秋祭り」を、ハノイ市の同センター(27 Quang Trung, phuong Cua Nam, TP. Ha Noi)で開催する。開催時間は両日ともに8時30分か...

ベトナム人消費者の47%が食品購入で価格を最重視、PwC調査 (14日)

 大手国際会計事務所の英系プライスウォーターハウスクーパース(PwC)が実施した調査によると、ベトナム人消費者は価格に対する関心をますます強めており、デジタル技術を積極的に受け入れつつ、健康志向にも敏感...

地場ソビコ、ホーチミン市メトロ4号線開発で覚書締結 (14日)

 地場系コングロマリット企業(複合企業)のソビコ・グループ(SOVICO Group)はこのほど、ホーチミン市人民委員会との間で、同市都市鉄道(メトロ)4号線(ドンタイン〜ヒエップフオック都市区間)の開発に関する...

ホーチミン市警察、「デジタル市民キオスク」を初導入 (14日)

 ホーチミン市警察は、市民らが住宅区にいながら行政手続きや公共サービスをオンラインで利用できる「デジタル市民キオスク」を初導入した。キオスク第1号は10日、ビンチュン街区の高級マンション「ダオキムクオ...

ランソン省党委書記ギエム氏がソンラ省党委書記に転任 (14日)

 政治局の決定を受け、東北部地方ランソン省共産党委員会のホアン・バン・ギエム書記(2025~2030年任期)が15日より、西北部地方ソンラ省共産党委員会の書記(2025~2030年任期)に転任することになった。  ギ...

ハノイ:メトロ2A号線、先端技術実証試験で無料乗車キャンペーン (14日)

 ハノイ市の都市鉄道(メトロ)を運営するハノイ・メトロ(Hanoi Metro)は、米クレジットカード大手ビザ(Visa)と連携し、2025年10月30日までの期間限定で最新技術の活用による無料乗車キャンペーンを実施している。...

訪朝のラム書記長、中国首相・ロシア与党党首と会談 (14日)

 朝鮮労働党創建80周年記念式典と越朝外交関係樹立75周年(1950~2025年)に合わせ、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記 兼 国務委員長の招きにより、同国を公式訪問したベトナム共産党のトー・ラ...

鉄道人材育成開発計画、35年までに10万人育成へ (14日)

 レ・タイン・ロン副首相は9日、2045年までを視野に入れた2035年までの鉄道人材育成開発計画を承認する首相決定第2230号/QD-TTgに代行署名した。  同計画は、鉄道分野における人材を体系的に整備し、高度な...

©VIETJO ベトナムニュース 2002-2025 All Rights Reserved