先月25日に発生した、裁判官のロアンさん(女性・40)がハノイ市ドンダー区の自宅前で硫酸をかけられた事件で(関連ニュース参照)、ハノイ市公安は12日、主犯のグエン・ティン・ズン容疑者(男性)を逮捕し、翌13日、自首してきた実行犯のファム・ゴク・ハイ容疑者(男性)も逮捕した。
調べによると、ズン容疑者は今年6月に行なわれた不動産の家督相続争いに関する裁判の当事者で、ロアンさんがその法廷の裁判官だった。その後ズン容疑者側が敗訴したため、ズン容疑者は敗訴の腹いせにハイ容疑者を雇い、ロアンさん宅前で待ち伏せし硫酸をかけるよう命じたという。