ハノイ市警察は2日午前1時ごろ、同市ゴックカイン通りのレイクサイドホテル内にあるカラオケ店の摘発を行ない、43人の関係者の身柄を拘束した。また、同ホテル近くの別のホテルでは、カラオケの女性店員6人が60~80ドル(約7000~9000円)で売春行為に及んでいるところを現行犯逮捕された。
警察によると、レイクサイドホテルのカラオケには毎晩70~80人の女性店員がスタンバイしており、売春を行なっていた店員の総数は173人にも上るという。これらの店員を管理するため、店では5人の女に元締めを任せており、店員は客から受け取った代金のうち10~15ドル(約1200~1700円)程度を元締め係に上納していた。
レイクサイドホテルは2005年にも外国人相手の売春行為で摘発を受けており、ホテルやカラオケ店の管理者ら8人が懲役刑になっている。同ホテルのカラオケの女性従業員は主に外国人を相手にしていたが、最近ではベトナム人客もターゲットになっているという。