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28日朝、ホーチミン市内からトゥードゥックへ向かう国道1号線上で、トレーラーとトラックが接触、トラックが分離帯に乗り上げ運搬していた高濃度塩酸4タンク分、計1万2000リットルが路上に流れ出た。周辺は強烈な臭気と熱気に包まれ、付近でバイクに乗っていた人らはバイクを捨てて逃げるほどであった。
その後、3台の消防車が駆けつけ、水で薄めて対処したが、塩酸は民家にも流れ込み、子供3人の重傷者を含む15人が火傷を負い、住宅や家財にも損害を与えるなど、被害は大きく広がった。現場は午前10時になっても、臭気が残り、住民らは帰宅できない状況が続き、道路は長時間にわたり渋滞した。