北中部クアンチ省在住のラオドン(労働)新聞の記者ラム・チー・コンさんはこのほど、同省チオウハイ地区病院の幹部らを名誉毀損で告訴した。訴えられたのは、同病院のグエン・チー・ロン副院長、グエン・タイン副院長、グエン・フック・ティン主任の3人。
コンさんの訴えによると、この3人はコンさんがチオウハイ病院を非難する記事を書いたことを逆恨みして、同記者が国家転覆を企てたり同病院の院長を脅迫したりしているという事実無根の内容の文書を多くの国家機関や地方機関に送付したという。コンさんはこの3人に対し、マスコミを通じての正式な謝罪と1億2000万ドン(約860万円)の慰謝料を請求している。新聞記者が訴えを起こすケースは、クアンチ省では今回が初めて。