グエン・タン・ズン首相はこのほど、南北統一鉄道が通過する各省市の人民委員会主席に対し、列車の安全確保のため地元住民への教育・宣伝活動を強化するよう指導した。また、列車への投石を防止するため、各人民委が警察や列車の警備員と連携し断固とした対策をとるよう求めている。
これにより、今後土石や汚物などを列車に投げる行為については、刑事責任を厳しく追及することになる。何度も同じ地域で投石が起こった場合は、その地域の人民委員会主席も責任を問われる。
統計によると、今年上半期(1~6月)には昨年1年間の発生件数に匹敵する672件の投石事件があり、737枚の窓ガラスが割れ、6人が負傷した。