![]() (C)Vnexpress 墜落したスホーイ・スーパージェット100 ![]() |
ベトナム民間航空局航空運輸課のボー・フイ・クオン課長によると、ロシアの大手航空機メーカー、スホーイ社が開発した旅客機「スホーイ・スーパージェット100」が9日、インドネシアでのデモ飛行中に墜落したことを受けて、同社は5月14日にノイバイ空港で予定されていた同機のデモ飛行を急遽取り止めた。10日付VNエクスプレスが報じた。
スホーイ社は、アジア諸国で同機の売り込みを図るため、デモ飛行ツアーを計画。9日にインドネシアの首都ジャカルタにあるハリム・ペルダナクスマ国際空港を離陸後、ジャワ島上空を飛行中に消息を絶ち、翌日、首都南方にある標高2211メートルのサラック山中で墜落しているのが発見された。搭乗していた乗組員、航空関係者、海外メディアの記者ら45名の生存は絶望的と見られている。詳しい墜落原因は不明。
同社は、同機の売り込みツアーでミャンマー、パキスタン、カザフスタンを回り、インドネシアの後はラオス、ベトナムを訪問する予定だった。