(C) zing 写真の拡大 |
台湾北西部の桃園市で14日午前2時ごろ、同市の工場で働くベトナム人労働者向けの社宅で火災が発生した。
この火災により、ベトナム人6人(男性5人、女性1人)が死亡し、5人が負傷した。同社宅にはベトナム人労働者13人が住んでいたが、火災発生時に2人は不在で被害を免れた。
消防隊は4時間かけてようやく火を消し止めた。逃げ遅れたベトナム人6人の遺体は全焼し、判別がつかない状態になっているため、当局はDNA検査を行った上で遺族に遺骨を引き渡す予定。
駐台湾ベトナム大使館の責任者は通報を受けて現場を訪れ、ベトナム人被害者らの保護措置を講じている。