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2019/09/27 14:31 JST配信
) (C) tienphong  写真の拡大. |
マイリンタクシー(Mai Linh Taxi)の運転手は、乗客の落とし物の財布に入った現金5600万VND(約26万円)を発見して警察に届け出たが、1年以上経過しても持ち主が名乗り出なかったため、ホーチミン市1区ベンゲー街区(phuong Ben Nghe)警察はこのほど、拾い主の運転手に現金を返却した。
運転手のホアン・ザー・タイさんは2019年7月29日、外国人客2人を7区ファムバンギ通り(duong Pham Van Nghi)からグエンフート通り(duong Nguyen Huu Tho)まで乗せた。
乗客を降ろした後、タイさんは後部座席に財布が置き残されているのを発見。中を確認したところ、多額の現金とATMカード、クレジットカードを発見したため、すぐ会社に連絡して、ベンゲー街区警察に届け出た。
警察は現行規定に従って新聞などに情報を掲載し持ち主を探していたが、1年経っても持ち主が見つからなかったため、拾い主であるタイさんに現金を返却することになった。税金など諸費用を納付した上でタイさんが受け取ったのは4900万VND(約23万円)だった。
お金の使い道についてタイさんは、「娘の歯の矯正、同僚にご馳走、残りは教会での慈善活動に使いたい」と語った。マイリンタクシーで10年働いてきたタイさんはこれまでに複数回、乗客の置き忘れた金品を本人に返却したことがある。
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