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保健省と世界保健機関(WHO)は16日、ハノイ市に「ベトナムグローバルヘルスオフィス(Vietnam Global Health Office=GHO)」を開設した。域内と世界の医療分野におけるベトナムの役割を高める活動の一環と位置付けられている。
グエン・チュオン・ソン保健次官は、「ベトナムは長期にわたって多くの国や国際機関から支援を受けてきた。GHOの設立により、世界のヘルスケア分野でのベトナムの活動をシステム化し、世界の公衆衛生の発展促進でより積極的な役割を果たすことを目指す」と強調した。
WHO西太平洋地域事務局の葛西健事務局長は、ベトナムのGHO設立について、域内と世界の公衆衛生発展に貢献するというベトナムの公約を実現する取り組みの成果の一つと評価し、将来の更なる発展に期待を示した。
WHOベトナム事務所の代表パク・キドン氏は、世界の保健分野におけるベトナムの立場は、外部からの支援を受ける側から独立したシステムに成長したと評価。ベトナムには困難に直面している国々に経験を分かち、指導する国になって欲しいとの希望を表明した。