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ハノイ:住民の襲撃で殉職した警察官3人に一等戦功勲章を授与

2020/01/14 14:59 JST配信
(C) baogiaothong
(C) baogiaothong 写真の拡大.

 ハノイ市ミードゥック郡(huyen My Duc)にあるミエウモン(Mieu Mon)軍用空港の土地占有事件に関連し、同郡ドンタム村(xa Dong Tam)で9日に土地強制収用に反対する村民に襲われ殉職した警察官3人にグエン・フー・チョン共産党書記長 兼 国家主席が一等戦功勲章の授与を決定した。

 一等戦功勲章が授与されるのは、グエン・ウイ・ティン大佐(男性・48歳、首都機動警察中団)、ズオン・ドゥック・ホアン・クアン中尉(男性・28歳、同)、ファム・コン・フイ上尉(男性・27歳、ハノイ市公安局消防警察部)の3人。

 これに先立ち、グエン・スアン・フック首相も3人の昇級を決定している。3人は烈士としても認定され、3人の遺族に烈士の遺族に対する制度が適用されることになる。

 警察官3人は土地強制収用に反対する村民に火炎瓶などで襲われ焼死した。現場では、未使用の火炎瓶約20本、手榴弾8個、投げナイフ約10丁、多量の爆竹が証拠物件として押収された。

 3人の葬儀は、DNA鑑定を経て16日にハノイ市の国家葬儀場で人民公安の儀式で執り行われる。

 この事件では、警察官3人のほか、村民1人が死亡、1人が負傷した。死亡した住民は、土地収用に反対する住民らの指導者であるレ・ディン・キンさん(男性・84歳)で、死因は「窒息死」だったという。遺体は既に遺族に引き渡された。

 キンさんはかつて同村の公安長、人民委員会主席、党委書記を歴任し、地元の紳士として人望が厚かったが、任期中に同空港の国防用地を村民に違法に割り当てたとされる。

 国防省は1980年、ミエウモン軍用空港の建設用地としてドンタム村とチュオンミー郡ミールオン村(xa My Luong, huyen Chuong My)、同チャンフー村(xa Tran Phu)、同ドンラック村(xa Dong Lac)の用地を割り当てられた。用地面積は236.9ha。同空港の建設が見送られた後、国防省は2014年に同用地を軍の駐屯地などとして使用することを決定したが、複数の世帯が土地を占有し続けていた。

 なお、同事件をめぐってはマスコミの報道が制限されている。

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