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5日午後5時30分ごろ、ベトナム国家銀行(中央銀行)傘下のホーチミン市銀行大学で講師を務めるブイ・クアン・ティン博士(男性・43歳)が同市ニャーベー郡(huyen Nha Be)にあるマンション「ニューサイゴン(New Saigon)」の中庭で死亡しているのが発見された。14階から地面に落下したと見られている。
同大学傘下の国際育成研究院のチャン・ベト・ズン院長は同日、同マンションにある自宅で、同大学の学長や副学長らを招いてパーティーを開いた。参加者は計9人で、死亡したティン博士も参加していた。なお、副学長のグエン・ドゥック・チュン氏も同マンションの住人。
パーティーは正午ごろから始まり、数人の参加者がビールやお酒を飲んでいた。ズン院長、チュン副学長、ティン博士の以外の6人はパーティーがお開きとなった後、次々と帰宅。
その後、ズン院長がパーティー会場となった自宅を後片付けしている間もティン博士とチュン副学長は残って歓談を続けていた。友人と約束があったため、ズン院長は午後5時ごろ、2人に帰宅前にドアを施錠するよう頼んで自宅を出た。その僅か20分後、ズン院長が道路を走行していたところに、チュン副学長からティン博士が死亡したと連絡が入った。
ティン博士の妻は、「夫は陽気な性格の持ち主で、自殺は考えられない」として、警察に対し徹底した捜査を求めている。