ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO [ベトジョー]
RSS
Login
 ようこそ ゲスト様 
VietJo ID

富裕層の間で人気の外国籍購入、米国からトルコまで様々

2020/08/28 16:34 JST配信
(C) thanhnien
(C) thanhnien

 ベトナムでは近年、富裕層が金銭を支払って外国籍を購入するというケースが多く、外国籍取得のコンサルティングに特化した会社も多数出現している。

 外国籍を取得する方法の1つは、当該国の不動産を購入したり、寄付金を贈呈したりするなどして「投資家」として認めてもらうことだ。この方法は特に富裕層の間で人気を集めているようだ。

 ベトナムで紹介されている永住カード・外国籍取得プログラムとして、◇米国籍、◇カナダ国籍、◇オーストラリア国籍、◇ポルトガル国籍、◇モンテネグロ国籍、◇キプロス国籍、◇トルコ国籍などが挙げられる。

 全米不動産業協会(National Association of Realtors=NAR)の報告「米国の住宅不動産分野における国際活動の概要2017年版」によると、ベトナム人は2016年4月~2017年3月の1年間に30億6000万USD(約3240億円)を投じて米国の不動産を購入し、外国人による不動産の購入金額ランキングで6位につけた。ベトナムの購入金額はドイツ、日本、ベネズエラの合計額に相当する。ベトナム人による米国の不動産購入は、米国籍を取得する目的がほとんどとみられる。

 米国の永住権(グリーンカード)と国籍はいうまでもなくベトナム人にとって最も魅力的で、EB-5プログラム(EB-5ビザ)で米国の投資永住権を取得するには、合わせて約100万USD(約1億0600万円)を投資することが目安となっている。その一方、トルコ永住権の取得費用は25万USD(約2650万円)で、ベトナム市場で出回っているサービスの中で最も安いという。

 ベトナムに大きく貢献する外国人が、国家主席の承認のもとで外国籍を維持しながらベトナム国籍を取得するという場合を除き、ベトナムは1945年の建国時から国籍唯一の原則を維持している。

 しかし、ベトナムは二重国籍の問題を解決する国際的な協定や条約を締結していない。法の不備により、出生時にベトナム国籍を付与された後に何らかの方法で外国籍を取得し、事実上二重国籍を保有するベトナム人が多くいる。

 なお、何らかの不正を働き、逮捕を恐れてベトナム国籍以外に外国籍を取得しておくという政治家や企業経営者もたびたび発見されている。

 ハノイ市選出の国会議員だったグエン・ティ・グエット・フオン女史が2016年の当選後にマルタ国籍を取得していたことが判明し、国会議員資格を剥奪されている。直近では、ホーチミン市選出の国会議員ファム・フー・クオック氏が2018年にキプロス国籍を取得していたことが判明し、大きな話題になっている。

[Thanh Nien 06:15 27/08/2020, A].  © Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved. 
※VIETJOベトナムニュースは上記の各ソースと自社過去記事を参考に記事を編集・制作しています   利用規約   免責事項
新着ニュース一覧
27年QS世界大学ランキング、ベトナムから9校がランクイン (14:23)

 英国の大学評価機関クアクアレリ・シモンズ(Quacquarelli Symonds=QS)が発表した最新の大学ランキング「QS世界大学ランキング(QS World University Rankings)」2027年版で、ベトナムから9校がランクインした。...

パワーエックス、ベトナム向け大型蓄電システム受注 海外へ初供給 (13:52)

 大型蓄電池の製造・販売などを手掛ける株式会社パワーエックス(岡山県玉野市)はこのほど、ベトナム向けとなる大型蓄電システムを受注したと発表した。同社製品が海外市場へ供給されるのは、今回が初めての案件...

越・デンマーク企業、エタノール生産効率化でE10ガソリン普及へ (13:27)

 地場ベトナムグリーンハウス(Vietnam Greenhouse)とデンマークのバイオテクノロジー企業であるノボネシス(Novonesis)はこのほど、ハノイ市の在ベトナム・デンマーク大使館で、エタノール生産の効率向上に向けた...

デジタル時代の憩いの場、街角の新聞スタンドを守り続ける退役軍人 (21日)

 南部地方タイニン省チャンバン街区のチャンバン郵便局の門前に、40年近く前から営業している小さな新聞スタンドがある。地元の多くの人にとって、ここは毎朝新しい新聞を売っている場所というだけでなく、過ぎ...

養子縁組を装った児童人身売買、米国越僑らに有罪判決 (13:09)

 ホーチミン市人民裁判所は18日、米国への人身売買を目的として養子縁組を装い、子どもを買い取っていた米国籍のチャン・ニュアン・ザー被告(Wong Danny Gia、男・52歳)と共犯者6人に対し、16歳未満の者の人身売...

ベトナム初の国際海洋法裁判所裁判官が誕生、外交学院副院長 (6:11)

 米国ニューヨークの国連本部で開催された第36回国連海洋法条約(UNCLOS)締約国会合で18日、ベトナム外交学院のグエン・ティ・ラン・アイン副院長(准教授・博士)が、国際海洋法裁判所(ITLOS)の裁判官に選出された...

26年世界平和度指数ランキング、ベトナム41位 日本10位 (6:03)

 オーストラリアの経済平和研究所(IEP)が発表した「世界平和度指数(Global Peace Index=GPI)」2026年版によると、ベトナムは調査対象の163か国・地域中で41位となり、前年の38位から順位を3つ下げた。  200...

ホーチミン:宝くじで5億円当選の男性、1か月後に再び550万円当選 (5:25)

 ホーチミン市で5月に数字選択式宝くじの特賞である830億VND(約5億1000万円)超を当てた男性が、今度は南部宝くじ(紙の宝くじ)で1等30枚に当選し、総額9億VND(約550万円)を獲得したことが分かった。  6月18日...

ベトナム産調理済みうずら卵、日本へ初輸出 厳しい基準満たす (5:02)

 ホーチミン市の家禽卵市場で約20%のシェアを占める大手卵生産会社のビンタインダット・フード(Vinh Thanh Dat Food=VFood)はこのほど、日本市場に向けて初めて調理済みのうずら卵17万2000個を輸出した。 ...

臓器売買で多額の利益、ブローカー集団の主犯に禁固19年 (4:30)

 ホーチミン市人民裁判所は18日、臓器売買あっせんルートの裁判で、主犯格のブイ・ティエン・ルック被告(男)らに有罪判決を下した。同グループは公文書を偽造して親族を装う手口で腎臓売買を仲介し、多額の利益...

ラムドン省:改修工事中のリエンクオン空港、8月19日運用再開 (4:18)

 滑走路の延伸や関連設備の改修などのため、3月から一時閉鎖されている南中部地方ラムドン省のリエンクオン国際空港は、8月19日より運用を再開する。  全日空(ANA)が出資するベトナムのフラッグキャリアである

沖縄ベンチャーのLOGIQ、ハノイの開発拠点を稼働開始 (3:30)

 LOGIQ株式会社(沖縄県那覇市)は、グローバル開発体制を強化するため、ハノイ市に子会社「LOGIQ R&Dベトナム(LOGIQ R&D VIETNAM)」を設立し、19日より稼働を開始した。資本金は30億VND(約1800万円)となっている...

ジェトロ、大学連携セミナー開催 高度外国人材活躍推進へ (2:38)

 日本貿易振興機構(ジェトロ)ハノイ事務所は、日本企業における海外大学との連携ニーズの高まりを受け、7月8日(水)の日本時間15時00分から16時00分まで(ベトナム時間13時00分から14時00分まで)、「高度外国人材...

高齢者狙う「リゾート会員権」詐欺、2大都市で容疑者約400人立件 (20日)

 ハノイ市警察は19日、「リゾート会員権」の販売を装った大規模な詐欺事件について、推定被害総額が2兆7000億VND(約165億円)に上ることを明らかにした。これまでに25件の事件を立件し、詐欺・資産横領容疑などで...

ホーチミン:カンゾー~ブンタウ海上道路など承認、年内バス無料 (20日)

 ホーチミン市人民評議会は19日、2026年半ばの定例会議を開催し、交通や都市整備など多数の重点インフラプロジェクトをBT(建設・譲渡)方式などで展開することを承認した。 交通インフラの推進  交通分野...

越日・日越辞書(8万語収録)
©VIETJO ベトナムニュース 2002-2026 All Rights Reserved