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ホーチミン市の家禽卵市場で約20%のシェアを占める大手卵生産会社のビンタインダット・フード(Vinh Thanh Dat Food=VFood)はこのほど、日本市場に向けて初めて調理済みのうずら卵17万2000個を輸出した。
同社によると、日本への輸出準備には約2年を要した。日本の消費者の嗜好や厳しい品質・食品安全基準を満たすため、日本の専門家の協力も得ながら、生産プロセスの改善や品質管理の強化を進めてきた。製品は複数回にわたり日本へ送られ、パートナーによる検査と評価を経て輸入が承認された。
日本側は12か月の期限付きで輸入を許可しており、期限経過後に延長が検討される。同社は日本市場の需要に対応するため、工場の拡張を検討している。また、高付加価値の加工品への投資を継続し、国際市場への展開を強化する方針だ。
現在、ベトナム国内の卵市場は供給過剰による価格下落に直面している。東南部地方ドンナイ市の畜産協会の代表は、新たな輸出市場の開拓が国内の卵の販路拡大につながり、養鶏農家の出荷圧力の軽減に寄与すると指摘する。さらに、日本の厳しい基準を満たしたことが、他国への市場拡大にも有利に働くと期待を寄せている。

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