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教育訓練省は、東北部地方トゥエンクアン省のトゥエンクアン英才高校の試験会場における2026年高校卒業試験で組織的な不正があったとして、同会場の受験生328人全員の試験結果を取り消し、全科目の再試験を行うことを決定した。
再試験は8月14日と15日に実施され、結果は同月19日に発表される。実力のある受験生の進学機会を守るための人道的な救済措置として、再試験の点数に基づき個別に大学入学選考を行う方針だ。
今回の事件は、同会場で数学の満点獲得者が147人に上るなど得点が異常に高かったことから発覚した。公安省などの捜査により、保護者と教師が癒着し、教師が試験教室で解答を教えるなどの組織的な不正が行われていたことが確認された。
これまでに、同高校のグエン・ティ・ハン校長らを含む29人の容疑者が公務執行上の職権乱用容疑で立件され、うち7人が逮捕されている。
大学入試への影響を最小限に抑えるため、教育訓練省は対象の受験生の大学入学選考を一時保留とし、再試験後に新たな点数を基に個別に選考を実施する。
教育訓練省はまた、他の受験生への影響を避けるため、各大学に約0.5%の特別枠を確保するよう求めた。なお、不正への関与が確認された受験生については、すでに入学している場合でも厳格に処分するとしている。
ベトナムの高校卒業試験における大規模な点数操作事件は過去にも発生しており、2018年には当時の北部3省で不正が発覚した。このうち、後にトゥエンクアン省へ吸収合併された旧ハザン省の事件では、当時の教育訓練局の元幹部らに最長で禁固8年の有罪判決が言い渡された。
・ トゥエンクアン省の試験不正、首相が処分指示 合格結果を取り消し (2026/07/17)
・ トゥエンクアン省の高校卒業試験不正、15人を追加立件 計19人に (2026/07/14)
・ トゥエンクアン省で高校卒業試験結果に不審点、数学教師を緊急逮捕 (2026/07/07)

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