ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO [ベトジョー]
 ようこそ ゲスト様 

集中隔離施設での隔離期間、14日間から6日間に短縮 保健省ガイダンス

2020/09/22 16:03 JST配信
(C) ZING
(C) ZING 写真の拡大.

 保健省は、入国者の監視に関する当面のガイダンスとして公文書第4995号/BYT-DPを省庁や地方自治体など関連機関宛てに送付した。
 
 同ガイダンスの対象となるのは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を効率的に制御している国・地域から入国する外国人の外交・公用旅券所持者や投資家、高技能労働者、企業経営者およびその家族、留学生、ベトナム人の家族を持つ外国人。

 入国者は入国前に、利用予定の集中隔離施設(隔離指定ホテル含む)に登録し、ベトナム滞在中の活動計画を事前に報告することが義務付けられるほか、rPCR法やRT-LAMP法など遺伝物質(RNA)検出技術による新型コロナウイルス検査の陰性判定の英語証明書を提出しなければならない。なお、証明書は権限を有する保健機関が入国前の3~5日の間に発行したものでなければならない。

 また入国者は入国直後に、検問所で電子健康申告および新型コロナウイルス感染者追跡アプリのインストールが求められ、rRT-PCR法またはRT-LAMP法による新型コロナウイルス検査(第1回目)を受ける。

 ここで陽性判定が出た場合、入国者は医療施設で隔離措置を受け、治療を受けることになる。陽性判定および微妙な検査結果、もしくは検問所で検査を受けなかった場合は、保健省の3月20日付け決定第1246号/QD-BYTに基づいて登録した集中隔離施設に移送となる。

 検問所で行われた検査で結果が微妙だった、または検問所で検査を受けなかった入国者は、集中隔離施設に到着直後に第1回目の検査を受ける。

 その後、全ての入国者は入国から6日目に第2回目の検査を受ける。この検査で陰性判定が出た者は集中隔離施設での隔離を終了するが、その後も自宅や滞在先などで14日目まで自主的に隔離を継続することになる。

 なお、入国後の2回のPCR検査にかかる費用は自費とし、1回につき73万4000VND(約3340円)となる。クイックテストの場合は1回につき23万8000VND(約1080円)。

最終更新:2020年9月23日 13:32 JST

[Zing 16:53 21/09/2020 / baotintuc 14:54 21/09/2020 U].  © Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved. 
※VIETJOベトナムニュースは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。 免責事項
新着ニュース一覧
ベトナム人がよく使うパスワード、「123456」が最多の190万件 (6:36)

 パスワードマネージャーを提供するノードパス(NordPass)は、流出したログイン情報を基にパスワードの利用動向をまとめた。調査によると、ベトナムでは「123456」が約190万件と最も多く使われており、その数は2...

エネルギー分野の国家重点事業を承認、原発は30~35年稼働開始 (6:33)

 ブイ・タイン・ソン副首相は、2035年までに実施するエネルギー分野の国家重点事業を承認する首相決定第2634号/QD-TTgに代行で署名した。  エネルギー分野の国家重点事業リストには、電源事業32件(火力発電2...

電子ビザで出入国可能な国境検問所、41か所追加 全国83か所に (5:37)

 政府は2日、外国人が電子ビザで出入国できる国境検問所を新たに41か所追加する決議第389号/NQ-CPを公布した。  今回追加された国境検問所には、ビン国際空港(北中部地方ゲアン省)とチューライ空港(南中部地...

貧しい人々の「最期の眠り」を見届けて20年、無償で葬儀を行う男性 (11/30)

 ホーチミン市ニャーベー村には、貧しい人々や身寄りのない人々の最期を見送ることに人生のすべてを捧げてきた男性がいる。  地元の人々は、ニャーベー村74集落の長であるレ・バン・サンさんを、親しみを込...

26年の新暦正月、連休ならず 1月1日のみ休日 (5:12)

 2026年の新暦正月は、元旦が木曜日にあたるため、2026年1月1日(木)の1日のみ休日となる。  また、2026年のテト(旧正月)(旧暦1月1日=新暦2026年2月17日)に伴う休暇については、2026年2月14日(土)から2月22...

ベトテル、民間用花火を販売 実店舗とオンラインで (4:33)

 国防省傘下のベトナム軍隊工業通信グループ(ベトテル=Viettel)は1日、全国の自社小売ネットワークで民間用花火の販売を開始した。大手小売業者としては初めての花火販売事業への参入となる。  祝日やテト(...

ハノイ:12月から公共電動自転車の運用開始、同市初 (4:24)

 シェアサイクル事業を手掛けるチーナムグループ(Tri Nam Group)は12月1日、ハノイ市で初となる公共電動自転車の運用を開始した。グリーン交通促進の流れに合わせ、市内のシェアサイクル事業の多様化を図る方針...

トランスコスモスのベトナム開発子会社、HUFLIT大学と覚書 (3:45)

 トランスコスモス株式会社(東京都豊島区)の100%子会社で、ベトナムでアジャイル開発サービスなどを提供するトランスコスモステクノロジーベトナム(transcosmos technology Vietnam、ホーチミン市)は11月24日、...

アグリツリー、ベトナム国内で実証設備を稼働開始 現地法人も設立 (2:17)

 ソーラーシェアリング(営農型太陽光発電)を中心とした太陽光発電設備及び蓄電池設備のコンサルティング・設計・資材調達・施工・維持管理、農作物の生産を手掛ける株式会社アグリツリー(福岡県那珂川市)は、ベ...

タイガー・ウッズ氏、ベトナムでゴルフ場を初設計 ビンG開発案件 (3日)

 「史上最高のゴルファー」と称されるタイガー・ウッズ氏が、自身が設立したゴルフコース設計会社のTGRデザイン(TGR Design)を通じて、地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VI

韓国海軍の練習艦「ハンサンド」、ダナンに寄港 (3日)

 韓国海軍のハンサンド級練習艦「閑山島(ハンサンド=Hansando、ATH-81)」が2日、士官375人を乗せて南中部地方ダナン市のティエンサ港に寄航し、5日までの表敬訪問を開始した。  歓迎式典には、ダナン市外務...

ハノイ:外国人が購入可能な住宅プロジェクトに3件を追加 (3日)

 ハノイ市建設局は、外国人が購入可能な不動産プロジェクトのリストに新たに3件を追加した。追加されたプロジェクトには、複合都市区のインペリアルプラザ(Imperial Plaza)などが含まれる。  リストに追加さ...

サムスン電子現地法人、初のベトナム人上級幹部が誕生 (3日)

 韓国系サムスン電子のベトナム現地法人であるサムスン電子ベトナム(SEV)は1日、グエン・ホアン・ザン氏をサムスン電子ベトナム・タイグエン(Samsung Electronics Vietnam Thai Nguyen=SEVT)の副社長に任命した...

ナカシマヘルスフォース、ベトナムの大学などと整形外科分野で覚書 (3日)

 人工関節・骨接合材料・脊椎固定用材料などの医療機器の開発・製造・販売を手掛けるナカシマヘルスフォース株式会社(岡山県岡山市)は、ベトナム国家大学ハノイ校(ハノイ国家大学)傘下の医科薬科大学(VNU-UMP)お...

Jizoku、ベトナム農地管理プロジェクト分析支援でArchedaと協業 (3日)

 一次産業におけるカーボンクレジットの創出支援事業を手掛ける株式会社Jizoku(東京都国立市)は、衛星データを活用した自然由来カーボンクレジット向け解析ソリューションを提供する株式会社Archeda(東京都千代...

©VIETJO ベトナムニュース 2002-2025 All Rights Reserved