ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO [ベトジョー]
 ようこそ ゲスト様 

副首相、国際線定期便の運航再開を指導 条件など提示

2020/09/16 16:47 JST配信
(C) tuoitre
(C) tuoitre 写真の拡大.

政府官房は、通知第330号/TB-VPCPを関連機関宛てに送付し、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の危険性が低い国・地域からの外国人専門家や投資家、高技能労働者などの受け入れ、また海外で立ち往生しているベトナム人の帰国に向けた国際線の定期便の運航再開に関するファム・ビン・ミン副首相 兼 外相の決定を発表した。

 通知によると、15日以降にベトナム~中国(広州)/日本(東京)/韓国(ソウル)/台湾(台北)線の4路線、22日以降にベトナム~カンボジア(プノンペン)/ラオス(ビエンチャン)線の2路線の国際線の定期便の運航を再開する。

 各路線の運航本数は基本的に週2便以下とするが、実情に合わせて調整する可能性もある。ベトナムと相手国の双方にとって平等な形で乗客数や料金、入国条件などを設定する。

 第三国を経由せずに上記6か国・地域から定期便で入国する場合、ベトナム入国希望者は出発国の管轄当局が搭乗前3日以内に発行した、RT-PCR法による新型コロナウイルス検査の陰性証明書を提示しなければならない。入国後にも検査を再度受けることになる。

 宿泊施設については、以下の通り手配する。

◇外交・公用旅券所持者とその家族:当該機関の公用住宅、指定されたホテル・宿泊施設。
◇外国人専門家、投資家、高技能労働者とその家族、外国人留学生、ベトナム人の家族である外国人:会社の工場・オフィス、指定されたホテル・宿泊施設。
◇ベトナム人:軍の施設、指定されたホテル・宿泊施設。

 RT-PCR法による新型コロナウイルス検査で2回の陰性判定が出れば、隔離期間を従来の14日間から5日間に短縮することが可能となる。ただし、対象者はその後も自宅や会社などで自主的に隔離を継続しなければならない。

 なお、14日未満の短期間の滞在でベトナムに入国する外国人に対しては、保健省のガイダンスに従い対応する。

【関連記事】

国際線乗り入れを再停止、ベトナム人の隔離規定に不備 (2020/10/08)
ホーチミン:14日以上滞在の入国者、集中隔離期間は6日間 (2020/09/28)
フック首相、ベトナム~タイ線の運航再開を許可 (2020/09/22)
集中隔離施設での隔離期間、14日間から6日間に短縮 保健省ガイダンス (2020/09/22)
入国者向け隔離料金計画案、首相が承認 ウィズコロナ対策 (2020/09/18)
バンブー航空、9月29日から国際線の片道運航再開 日本路線の新規就航も (2020/09/18)
ベトジェットエア、9月29日からベトナム発国際線の運航再開 日本路線も (2020/09/17)
ホーチミン:外国人専門家の入国申請手続きなどガイダンス (2020/09/17)

[Bao Chinh Phu 18:10 15/09/2020, A].  © Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved. 
※VIETJOベトナムニュースは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。 免責事項
新着ニュース一覧
PVケミカル・サービスと独メッサー、ホーチミンに産業ガス工場建設 (14:17)

 ペトロベトナムグループ(Petrovietnam=PVN)傘下のペトロベトナム・ケミカル・サービス[PVC](PVchem)は11日、ドイツの産業ガス大手メッサー社(Messer)との間で、合弁会社「カイメッ

新政令、ドローンの無許可操縦に最大17.4万円の罰金 (14:01)

 家庭内暴力の防止や社会秩序の維持に関する行政罰を定めた政令第282号/2025/ND-CPによると、管轄当局が発行した許可証を持たずにドローンなどの超軽量無人航空機を操縦した場合、2000万~3000万VND(約11万6000...

ダナン:半導体・AI研究を支援する高性能計算システム整備へ (13:49)

 南中部地方ダナン市人民評議会は11日、半導体チップ・人工知能(AI)の研究・設計開発を支援する高性能計算(HPC)インフラ整備プロジェクトを承認した。  同プロジェクトは2025年から2028年にかけて実施される...

ホーチミンの市場とともに生きる:ニティエンドゥオン市場 (9日)

 ホーチミン市の伝統的な市場は、少しずつ過去のものになりつつある。市場では、年を取った商人たちが屋台のそばに座り、にぎやかで慌ただしい現代の中で、記憶の炎を静かに守り続けている。  タンディン市...

個人名義eウォレットの取引額上限、月3億VNDに 3倍に引き上げ (13:15)

 ベトナム国家銀行(中央銀行)はこのほど、決済仲介サービスの提供に関する通達第40号/2024/TT-NHNNの一部を改正・補足する通達第41号/2025/TT-NHNNを発出した。新通達の大部分は即日施行されたが、一部条項につ...

第1回国際お茶まつり2025、ダラットで12月7日まで開催 (12:22)

 南中部地方ラムドン省人民委員会はこのほど、「第1回国際お茶まつり2025(World Tea Fest 2025)」の開催を発表した。同イベントは、スアンフオン・ダラット街区で11月11日(火)から12月7日(日)にかけて開催される...

韓国のベトナム人滞在者34万人、就業・留学ともにトップ維持 (6:39)

 韓国法務省出入国・外国人政策本部はこのほど、「出入国・外国人政策統計月報」を発表した。  2025年9月末時点での韓国在留外国人は273万7832人で、前年同月比+1.8%増加した。90日以上滞在し、外国人登録...

ベトナム発のインディーゲーム「ハイさんのフォー店」が大ヒット (6:30)

 ベトナム発のインディーゲーム「Brother Hai’s Pho Restaurant(フォーアインハイ=Pho Anh Hai=「ハイさんのフォー店」の意)が、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)でブームになっており、今月4日ま...

ホイアン:海岸の砂に埋もれた古い木造船、台風で露出し「再」発見 (5:20)

 台風13号(アジア名:カルマエギ、日本では台風25号)が通過した後の南中部地方ダナン市ホイアンタイ街区(旧クアンナム省ホイアン市)のタンタインビーチで8日、古い木造船の船体を囲む木枠が現れているのを地元住...

ベトテル、インド複合企業アダニの傘下企業と防衛技術で提携 (5:01)

 国防省傘下の携帯通信大手ベトナム軍隊工業通信グループ(ベトテル=Viettel)の子会社で、電子機器などの製造を手掛けるベトテル設備製造総公社(Viettel Manufacturing Corporation=VMC)は10日、インドの大手コ...

グラブ、北部5省で事業拡大 3省に進出・2省でエリア拡大 (4:33)

 シンガポール系グラブ(Grab)の現地法人グラブベトナム(Grab Vietnam)は、北部5省で事業を拡大した。  今回、新たに3省に進出したほか、2省ではサービスの提供エリアを拡大した。  新たに進出したのは、...

ニンビン省人民委主席がフンイエン省人民委主席に転任 (4:02)

 北部紅河デルタ地方ニンビン省人民委員会主席を務めていたファム・クアン・ゴック氏は11日、書記局の決定により、北部紅河デルタ地方フンイエン省共産党委員会副書記に就任した。また、12日にフンイエン省人民...

ユアテック、第7ソクチャン洋上風力発電所の第2期工事を受注 (3:03)

 総合設備エンジニアリング企業の株式会社ユアテック(宮城県仙台市)は、南部メコンデルタ地方カントー市(旧ソクチャン省)の第7ソクチャン洋上風力発電所の第2期工事を受注した。  同社は、サステナブル経営...

「ベトナムフェスティバル岡山2025」、11月23日開催 (2:00)

 岡山県岡山市の下石井公園で11月23日(日)の10時から18時まで、「ベトナムフェスティバル岡山2025」が開催される。入場無料。  同フェスティバルは、ベトナムの文化を紹介し、国際交流を深めることを目的と...

主要上場企業30社の7~9月決算、銀行と証券が牽引 利益の質改善 (12日)

 VN30インデックスを構成する主要上場企業30社の2025年7~9月財務諸表では、同期の売上高合計が前年同期を上回ったものの、前年10~12月のピークには届かなかった。一方、税引後利益合計は前期比でわずかに減少...

©VIETJO ベトナムニュース 2002-2025 All Rights Reserved