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米国ワシントン州キング郡で2017年にベトナム系米国人のトミー・レさん(男性・当時20歳)が警察官に射殺された事件で、レさんの遺族はキング郡警察から500万USD(約5億5300万円)の賠償金を受け取ることで和解した。
事件は2017年6月にキング郡ベリアン市で起きた。警察によると、ナイフを持ったレさんに脅されているとの通報を受け、警察官が現場に駆け付けてレさんを射殺した。警察官は「レさんがナイフを持って自分に向かって来たため、身を守るために発砲した」と証言したが、警察は1週間後にレさんはボールペンしか持っていなかったと発表した。
検死結果は、レさんが背後から3発の銃弾を受けたことを示していたが、警察の武器使用評価委員会は「武器使用は正当」との結論を出した。2020年にカリフォルニア州の独立調査組織OIRグループが、警察の捜査には多くの重大な欠落があると指摘。その後警察は裁判で争う用意があるとしながらも、賠償金の支払いに応じた。
レさんの遺族の弁護士ジェフ・カンピーシュ(Jeff Campiche)氏によると、遺族と警察は事実認定では一致しなかったものの、裁判を避け和解することで合意した。カンピーシュ氏は、警察が賠償に応じたことは、彼らが捜査で知りえた事実を隠蔽した疑いを免れないが、遺族にとっては正義の勝利だと述べた。

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