(C) baochinhphu |
ホーチミン市で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の市中感染が急拡大していることを受け、ファム・ミン・チン首相は同市当局に対し、人々の移動を極力制限する施策に向けた準備を行うよう指示した。
ホーチミン市の全域はまだ「感染エリア」として扱われていないとしながらも、首相は市に対し、さらなる感染拡大を阻止すべく、ソーシャルディスタンスを厳守させるなどしてより厳しい対策を実施するよう促した。
その一環として、市は市民が状況を把握して備えることができるよう情報周知を行うほか、近隣の地方自治体と協力し、各省・市間を移動する工業団地・工場の労働者を効率的に管理する仕組みを確保しなければならない。
市は、市を出入りする車両の運転手を厳格に管理しながらスムーズな商品流通を確保し、可能な限り最高レベルで生産活動を継続し、市民の生活を確保すべく対策に取り組まなければならない。