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南中部沿岸地方ダナン市人民委員会のレ・クアン・ナム副主席は、新型コロナの流行状況が複雑化していることを受け、7月15日正午から市内での海水浴を禁止することを決定した。
この他、屋内外でのスポーツ活動も禁止となり、美容室と理容室の営業も一時停止となった。また、不要不急のサービスも引き続き営業停止となっている。
同市では最近、市中感染者が相次いで確認されており、防疫を強化することを決定。同市が海水浴を禁止するのは、直近70日間で3度目となる。
ダナン市では、9日間連続で市中感染が発生しなかったことで、7月10日早朝から市内での海水浴を解禁したが、僅か5日後に再び海水浴の禁止に踏み切った。海水浴解禁となった10日午後には、カムレ区の男性が発熱し、病院で検査した結果、陽性判定を受けていた。
この男性の濃厚接触者などから20人余りのクラスター(集団感染)を確認。このクラスターはその後の3日間で制御することが出来たが、7月13日には、新たに感染源不明の陽性者が相次いで見つかった。