ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO [ベトジョー]
 ようこそ ゲスト様 

ホーチミン:レッドゾーンでも配達員の就業可能に、ワクチン接種と検査が条件

2021/08/31 06:14 JST配信
(C) tuoitre
(C) tuoitre 写真の拡大.

 ホーチミン市当局は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策のもとで「レッドゾーン」(危機度合い:レッドゾーン>オレンジゾーン>イエローゾーン>グリーンゾーン)として扱われている行政区について、配車アプリの配達員に対し、8月30日から9月15日までの期間の就業を許可した。

 これまで「レッドゾーン」の8つの行政区(トゥードゥック市、8区、12区、ゴーバップ区、ビンタン区、ビンタイン区、ビンチャイン郡、ホックモン郡)では、配達員は就業を一時停止しなければならなかった。残る区・郡では、区・郡内での就業は継続できるが、区・郡をまたいでの移動は禁止されている。

 新たな規定により、配車アプリの配達員は全ての行政区で就業することが可能になるが、行政区をまたいでの移動は引き続き禁止される。

 レッドゾーンでの就業にあたり、配達員は新型コロナウイルスワクチンを1回以上接種し、軍が各行政区に設置している移動診療所で毎日午前5時~6時30分の時間帯に新型コロナウイルス検査(3人分の検体を混合して検査するプール検査法)を受けなければならない。

 レッドゾーン以外の残る14行政区については、配車アプリの配達員はワクチンを1回以上接種し、移動診療所で1日おきに検査(3人分の検体を混合して検査するプール検査法)を受けなければならない。

 レッドゾーン以外の14行政区の配車アプリの配達員の数は1万2500人となっている。レッドゾーンでの規制緩和により、配達員の数は2万5000人に増加する見通しだ。

 規制緩和の背景として、軍や警察、女性協会、ホーチミン共産青年同盟(青年団)、地域の自治会などから成る買い物代行部隊がレッドゾーンでの住民の需要に十分対応できていないことがある。

[Tuoi Tre 18:54 29/08/2021, 21:26 29/08/2021 / VnExpress 19:16 28/08/2021, A].  © Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved. 
※VIETJOベトナムニュースは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。 免責事項
新着ニュース一覧
ベトナムの経営者の95%がAI導入に自信、世界をリード (20日)

 米マイクロソフト(Microsoft)が発表した調査報告書「ワークトレンド指数(Work Trend Index)」2025年版によると、ベトナムの経営者の95%が人工知能(AI)エージェントの導入に自信を示しており、米国(82%)や中国...

米国、ベトナム海上警察に3隻目の巡視船引き渡し (20日)

 在ベトナム米国大使館は18日、巡視船「CSB8022」をベトナム海上警察に引き渡したと発表した。越米間の国防協力に関する覚書に基づいて引き渡した3隻目の巡視船で、両国の国防・安全保障協力における重要な節目...

ゴゾ・エクスプレス、ビンファスト製の小型EVバン2000台導入へ (20日)

 宅配を手掛ける地場ゴゾ・エクスプレス(Gozo Express)は18日、地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下の電気自動車(EV)メーカーであるビンファスト(VinF

世界のベトナム人街を訪ねて【プラハ編・後編】 (15日)

(※本記事はVIETJOベトナムニュースのオリジナル記事です。) 【ロンドン編】はこちら 【パリ編】は

アプリ最適化のラウンズ、ベトナムに本格参入 2000万USD投資 (20日)

 最先端の機械学習テクノロジーを活用してモバイル資産を識別・評価・最適化する米国のラウンズ(Rounds)は17日、ベトナム市場に本格参入し、2025年に総額2000万USD(約29億円)を投資すると発表した。  この資...

サイゴンハノイ保険、韓国テラコ車専用自動車保険を提供 (20日)

 サイゴンハノイ保険[BHI](Sai Gon-Ha Noi Insurance Corporation)は、韓国の自動車メーカーであるデハンモーターズ(Daehan Motors)との間で、「テラコ(TERACO)」ブランドの軽トラッ

ホーチミン:自動車部品見本市、6月21日まで開催 (20日)

 ホーチミン市7区のサイゴンエキシビション&コンベンションセンター(SECC:799 Nguyen Van Linh, quan 7, TP. Ho Chi Minh)で、6月19日(木)から21日(土)まで、自動車部品・用品・アフターマーケット見本市「第7...

ベトナム、ライチ生産量で世界2位 25年は前年比+30%増 (20日)

 ベトナムは、ライチの生産量で中国に次ぐ世界2位となっている。  2025年の収穫量は約30万3000tで、前年から+30%増加する見通しだ。ベトナム産ライチは現在、世界30以上の国・地域に輸出されており、日本、...

ビンファスト、米カリフォルニア州に初の正規代理店を開設 (20日)

 地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下の電気自動車(EV)メーカーであるビンファスト(VinFast)はこのほど、米国の自動車販売大手サンロード・オートモー

ノイバイ空港で日本円690万円無申告持ち出し、ベトナム人を起訴 (20日)

 ハノイ市ノイバイ国際空港で、ベトナム人乗客による日本円の違法持ち出しが発覚した。税関当局が18日に明らかにした。  これに先立つ8日午後10時20分ごろ、ハノイ発成田行きの

FPT、ビンズオン省で教育複合施設を着工 26年完成 (20日)

 国内IT最大手のFPT情報通信[FPT](FPT Corporation)はこのほど、東南部地方ビンズオン省で最大4000人規模の教育複合施設案件を着工した。  同施設は、ビンズオン省

国会、エネルギー使用効率化法の一部を改正・補足する法律を可決 (20日)

 国会は18日、エネルギー使用効率化法の一部を改正・補足する法律を可決した。同法は2026年1月1日に施行される。  これにより、車両、エネルギー使用機器、建材の製品に対し、エネルギーラベルの表示が義務...

持田製薬とMeiji Seikaファルマ、ベトナムでEPA製剤の承認取得 (20日)

 持田製薬株式会社(東京都新宿区)とMeiji Seikaファルマ株式会社(東京都中央区)は、持田製薬が日本で販売している高純度EPA(イコサペント酸エチル)製剤「エパデールS」について、Meijiの提携パートナーであるテ...

カオピーズとAXONVIS、東南アジアのメドテック分野で協業 (20日)

 ベトナム発のITソリューション企業であるカオピーズ(Kaopiz、ハノイ市)と、東南アジア市場における医療技術(メドテック)の商業化支援を専門とするシンガポールのAXONVISは5月30日、戦略的パートナーシップを正...

グーグルとNIC、AIスタートアップ支援とAI教育を展開 (19日)

 米グーグル(Google)と財政省傘下のベトナム国家イノベーションセンター(NIC)は18日、ベトナム国内での人工知能(AI)スタートアップ支援と労働者へのAIスキル普及を目的とした新たな取り組みを発表した。これは、...

©VIETJO ベトナムニュース 2002-2025 All Rights Reserved