ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO [ベトジョー]
 ようこそ ゲスト様 

元ホーチミン市党委副書記に禁固10年の判決、国営企業株の不正取引に関与

2022/01/11 13:29 JST配信
(C) tuoitre
(C) tuoitre 写真の拡大.

 ホーチミン市共産党委員会傘下のタントゥアン工業開発(IPC)が南サイゴン開発(サデコ=Sadeco)株を違法に売却して国に多額の損失をもたらした事件で、同市人民裁判所は8日、被告20人に有罪判決を下した。

 主犯格でIPC元社長、サデコ元会長のテー・チー・ズン被告(男・41歳)は公的資産の使用・管理に関する国家規定に違反し損失・浪費をもたらした罪で11年、公的資産横領罪で9年の計20年の禁固刑を言い渡された。

 元ホーチミン市共産党委員会副書記のタット・タイン・カン被告(男・51歳)は公的資産の使用・管理に関する国家規定に違反し損失・浪費をもたらした罪に問われ、禁固10年の判決だった。

 事件に関与した市の元幹部や関係会社の残る被告18人は、公的資産の使用・管理に関する国家規定に違反し損失・浪費をもたらした罪、または公的資産横領罪、もしくはその両方に問われ、執行猶予付き禁固2年~禁固16年の判決を言い渡された。

 同事件では、IPCがカン被告の承認のもと、規定に従い競売を行うことなくサデコ株を不当な価格でグエンキム開発投資(Nguyen Kim Investment And Development)に売却し、国に6690億VND(約34億円)の損失をもたらした。また、ズン被告がサデコの会長として同社の資金を横領したほか、「視察」と称して複数の個人の海外旅行などで不正に使用していた。

 カン被告は裁判でえん罪を主張していた。裁判所はこの主張を却下したが、被告の家族に革命功労者がいること、公務執行中に多くの功績を残したことを情状酌量し、検察側が求刑した禁固12~14年を下回る判決を下した。

 なお、グエンキム開発投資は被害是正のために既にサデコ株を返還しており、横領した46億VND(約2350万円)もズン被告らが払い戻した。裁判所はズン被告らに対し、個人旅行に使った13億VND(約660万円)についても払い戻すよう命じた。

【関連記事】

ホーチミン市党委元副書記に禁固6年の判決、公有地違法売却で (2022/10/20)
ホーチミン市共産党傘下IPCの元社長、公的資産違法売却で禁固12年 (2022/09/22)
国営企業株の不正取引事件、元ホーチミン市党委副書記は控訴審で1年半減刑 (2022/06/13)
元ホーチミン市党委副書記ら4人、土地違法販売で捜査 (2021/06/23)
元ホーチミン市党委副書記のカン容疑者、党除名処分へ (2021/03/24)
元ホーチミン市党委副書記が逮捕、公的資産の株式を違法売却 (2020/12/18)
新都市区開発で違反の党員66人、大半が除斥期間経過し処分できず (2020/08/11)
更迭のホーチミン市党委元副書記、歴史研究の役職に就任 (2019/04/02)

[Tuoi Tre 17:34 08/01/2022 / VnExpress 12:21 08/01/2022, A].  © Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved. 
※VIETJOベトナムニュースは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。 免責事項
新着ニュース一覧
25年の音楽著作権徴収額、前年比+8%増 イベント部門が3倍に (5:50)

 ベトナム音楽著作権保護センター(VCPMC)は12日、2025年のベトナムの音楽著作権料徴収額が前年比+8%増の4243億VND(約25億4000万円)余りだったと発表した。  中でも、パフォーマンス・イベント・ライブショ...

25年新車販売台数統計、ビンファストが上位独占 (5:48)

 ベトナム自動車工業会(VAMA)の発表によると、2025年12月におけるVAMA加盟企業とVAMA非加盟企業を合わせた新車販売台数(TCモーターおよびビンファスト=VinFast含まず)は前月比+20%増、前年同月比では+49%増の4...

インドネシア・エアアジア、バリ~ダナン線を3月20日就航 (4:58)

 インドネシアのジャカルタを本拠地とする格安航空会社(LCC)インドネシア・エアアジア(Indonesia AirAsia)は3月20日、インドネシアのバリ島のデンパサールと南中部地方ダナン市を結ぶ路線を就航する。  同路...

世界のベトナム人街を訪ねて【ヤンゴン編・後編】 (11日)

(※本記事はVIETJOベトナムニュースのオリジナル記事です。) 【ロンドン編】はこちら 【パリ編】は

パスポート自由度、ベトナムは199か国中86位 (4:41)

 コンサルタント会社ヘンリー&パートナーズ(Henley & Partners)は、世界199か国・地域のパスポートおよび世界227か国・地域の渡航先を対象としたパスポート自由度ランキング(The Henley Passport Index)の2026...

QB HOUSE、ベトナム出店拡大 ホーチミンに2店舗オープン (3:02)

 ヘアカット専門店「QB HOUSE」の経営母体であるキュービーネットホールディングス株式会社(東京都渋谷区)は、中期経営計画に基づき、重要出店エリアへの拡大を推進している。ベトナムでは、2025年12月26日に2号...

ホーチミン:「オートテック&アクセサリーズ2026」、5月開催 (2:40)

 ホーチミン市タンミー街区(旧7区)のサイゴンエキシビション&コンベンションセンター(SECC:799 Nguyen Van Linh, phuong Tan My, TP. Ho Chi Minh)で5月21日(木)から24日(日)まで、「オートテック&アクセサリ...

ホーチミン:財務問題で休校の国際学校「AISVN」、解散決定 (14日)

 ホーチミン市人民委員会は12日、給与未払いを不服とした教員らによるストライキを受けて休校となった、ホーチミン市ヒエップフオック村(旧ニャーベー郡の一部)のアメリカン・インターナショナルスクール・ベト...

「ロタ航空」登場、個人5人が出資の小規模企業 事業準備段階か (14日)

 ベトナムの航空市場に、新会社「ロタ航空(LOTHA Airlines)」が登場した。同社は東南部地方ドンナイ省ドンフー村(xa Dong Phu)のハーミ産業クラスター内に本拠を置き、資本金は100億VND(約6000万円)と小規模で、...

26年の安全な航空会社トップ25、ベトナム航空が19位 全日空14位 (14日)

 世界唯一の航空安全・製品格付けサイト「エアラインレイティングス(AirlineRatings)」が発表した「2026年の安全なフルサービスキャリアトップ25(Top 25 Full-Service Airlines for 2026)」で、

国防省傘下ベトテル、デジタル金融サービスの新会社設立 (14日)

 国防省傘下ベトナム軍隊工業通信グループ(ベトテル=Viettel)は、デジタル金融分野に特化した新法人として、「ベトテルデジタル金融サービス総公社(Viettel Digital Financial Services)」を設立した。    ...

11月24日が祝日に、「ベトナム文化の日」制定 (14日)

 ベトナム共産党政治局は、国の文化発展に関する決議第80号-NQ/TWを公布し、毎年11月24日を「ベトナム文化の日」とし、新たな祝日とする方針を決定した。  同決議では、2030年までの目標として、以下の項目...

HSBC、ベトナムの26年GDP成長率予想+6.7% (14日)

 香港上海銀行(HSBC)は、このほど公表した最新レポートで、ベトナムの2026年の国内総生産(GDP)成長率を+6.7%、インフレ率を+3.5%と予想した。貿易の底堅さに加え、内需と投資の回復が成長を支えるとみている。...

在越欧州企業の25年Q4景況感指数、7年ぶり高水準に (14日)

 在ベトナムヨーロッパ商工会議所(ユーロチャム)がベトナムに進出している欧州企業を対象に実施した2025年第4四半期(10~12月)業況判断指数(BCI)の調査結果によると、同期のBCIは80ポイントに上昇し、直近7年で...

チャビン大学を格上げ、「構成大学と学部を傘下に置く大学」に (14日)

 レ・タイン・ロン副首相は12日、チャビン大学(TVU、南部メコンデルタ地方ビンロン省)を「構成大学と学部を傘下に置く大学」に格上げする首相決定第73号/QD-TTgに署名した。  今回の格上げにより、チャビン...

©VIETJO ベトナムニュース 2002-2026 All Rights Reserved