![]() (C)vnexpress |
南中部沿岸地方カインホア省のニャチャン湾で、白化現象によるサンゴの大量死が発生している。アフターコロナで観光事業が再開され、久しぶりにダイビングでニャチャン湾を訪れた人々は、変わり果てたサンゴ礁の姿にショックを隠せずにいる。
ベトナム科学技術研究所(VAST)傘下の海洋研究所(VNIO)などが2021年3月に発表した報告によると、1980年と比べてニャチャン湾のサンゴ礁の90%が姿を消しており、近年は特に大規模な白化で死滅が進んでいる。
原因としては、◇台風などの自然災害、◇地球温暖化、◇違法漁獲などが挙げられる。ニャチャン湾管理委員会によると、2021年から2022年6月までの間にパトロール隊が49件の違法漁獲を摘発・処分したが、人員不足のため、サンゴの違法漁獲が横行しているという。
ニャチャン湾管理委員会は、海洋研究所と協力して、管轄地域内のサンゴ再生計画を進める方針だが、サンゴ礁の再生には約10年もかかるという。
ニャチャン湾海洋保護区は面積約160km2。ここには350種類以上のサンゴが生息し、サンゴ礁の面積が252haとなっている。
・ カインホア省:ニャチャン湾のサンゴ約191ha消失、海洋観光に打撃 (2025/07/11)
・ カインホア省:ニャチャン湾4区域でダイビング試行へ (2024/06/14)
・ カインホア省:ニャチャン湾保護計画を発表、人工サンゴ礁の造成も (2022/11/15)
・ ニャチャン:サンゴ礁保護のため監視カメラの設置を提案 (2022/07/29)
・ サンゴ大量死のニャチャン湾、ダイビング一時停止を指示 (2022/06/24)
・ サンゴの白化現象が進行、コンダオ島海域の広い範囲で (2016/06/22)

から



)

)
)
)
)
)

)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)













