(C)tuoitre |
ホーチミン市交通警察は、飲酒運転対策の一環として、居酒屋などの飲食店オーナーに対し、飲酒後に運転する客を電話で警察に告発する誓約書へのサインを要求している。
市交通警察は地元当局と協力し、7区を通過するフインタンファット(Huynh Tan Phat)通りやグエンバンリン(Nguyen Van Linh)大通り、ビンタイン区、ゴーバップ区、市直轄トゥードゥック市を通過するファムバンドン(Pham Van Dong)大通りにある居酒屋やレストランなどを訪れてオーナーに誓約書へのサインを求めた。
交通警察が店側に客の飲酒運転を告発させるというこのやり方について、居酒屋などをはじめとしたオーナーの多くは難色を示しており、実現の可能性が低いとしている。
ファムバンドン大通りで居酒屋を営んでいるN・D・Vさん(男性)は、「お世話になった客を告発することなどあり得ない。サインはやむを得ずしたが、ほかのオーナーも同じ気持ちだと思う」と話した。
これについては、「店側に客を告発させることは交通警察が店に責任を押し付けるのと同じこと」、「警察が居酒屋などの周辺でパトロールを常時行う形で飲酒運転の取り締まりを行うべきだ」とする声が多数あがっている。
現行規定では、血液中または呼気中にアルコール濃度がある状態での交通手段の運転が一切禁止されており、発覚すれば非常に高額な罰金が科される。こうした中、運転手は客引きのため、夜になると居酒屋の周辺で待機するようになっており、運転手と提携して飲酒した客を自宅まで送り届けるサービスを提供する店もある。

から




)
)
)
)
)

)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)
)













