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ベトナム外務省のレ・ティ・トゥー・ハン報道官は21日、米国務省が公表した世界の人身売買に関する年次報告書に、ベトナムの人身売買防止への取り組みや実情が十分かつ正確に反映されていないと批判した。
米国務省の報告書は、ベトナムが「人身売買を根絶するための最小基準を完全には満たしておらず、そのための重要な努力もしていない」と断じている。ベトナムは、ブルネイ、カンボジア、マレーシア、ミャンマー、中国、キューバなどと共に、米政府からの援助を制限される可能性のある「第3階層」に分類されている。
ハン報道官は、「米政府が今後、ベトナムとより緊密に協力して人身売買の状況と防止努力を十分に評価することを希望する」と述べた。
人身売買被害者の受け入れや保護、支援に関して、労働傷病兵社会省、国防省、公安省、外務省の4省庁は18日、連携規則に署名した。規則は、被害者の受け入れなどに関するそれぞれの省庁の役割や責任などについて明確に規定している。