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- タンキエン医療クラスター内に建設
- ファムゴックタック医大の第2キャンパス
- ベトナム初の医療キャンパスとして注目
ホーチミン市は26日、同市のタンキエン医療クラスター内に建設されたファムゴックタック医科大学第2キャンパスの竣工式を開催した。
これは、医療教育・研究・ヘルスケアを統合したベトナム初の医療キャンパスとして注目を集めている。
同プロジェクトは2023年2月に着工し、当初予定より3か月早く完成した。地下1階・地上10階建てで、建設面積は約6万7000m2、延床面積は約13万2000m2となっている。投資総額は2兆4000億VND(約134億円)超で、市予算で賄われた。
施設内には、収容人数が50~1000人の講義室19室、実習エリア19か所、研究センター、臨床シミュレーション施設、公共サービスエリア、学生寮、緑地や運動施設などが整備されている。
このキャンパスは、医療人材の質の向上と持続的な人材育成を目的として、教育・実技・研究・ヘルスケアを融合した国際水準の教育モデルを採用していることが特徴だ。
ファムゴックタック医科大学評議会議長であるグエン・チョン・ハオ准教授は、「第2キャンパスは、教育の規模と質の両面で大学を国内トップレベルに引き上げるとともに、さらにはASEAN地域でも競争力のある医科大学へと発展するための戦略的基盤になる」と期待を寄せた。