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- 2週間で2度の大雨、多くの道路が冠水
- 水没して動けなくなった車両が急増
- 故障した車両の数が普段の3~4倍に増加
ハノイ市は2週間で2度の大雨に見舞われ、多くの道路が冠水した。水に浸かって路上で動けなくなったバイクや自動車が急増し、修理工場は対応に追われている。
ダイキム街区(旧ホアンマイ区)で修理工場を経営するレ・スアン・ティエンさんによると、大雨の後は故障した車両の数が普段の3~4倍に増えるため、朝から晩まで働くことになる。台風10号(アジア名:ブアローイ、日本では台風20号)による豪雨の後は、浸水で故障した車両の数が多く、受け入れを拒否せざるを得なかったという。
修理費用は故障の程度によって、1台当たり20万~60万VND(約1140~3430円)だ。エンジンに水が浸入した場合はこれより高くなる。軽微な故障なら1台15~20分で修理が終わるが、台数が多過ぎて何時間も、あるいは翌日まで待たせてしまうこともある。
ディンコン街区(旧ホアンマイ区)のグエン・バン・ヒエウさんの修理工場も同様の状況だ。ヒエウさんによると、水に浸かった車両は点火プラグや排気管、エンジンが故障することが多い。水に浸からないようにすることが重要だが、浸かってしまった場合はエンジンをかけずに専門家に見てもらうことが重要だという。