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- AI活用で業務効率化、安全性も向上
- 従来の窓口対応は結果受取に数時間
- アグリバンクがスマートキオスク寄贈
ハノイ市行政サービスセンターは10日、人工知能(AI)を活用した電子文書認証およびデジタルコピー発行の機能を備えたスマートキオスクを試験導入した。
市民はこれまで、原本と写しを持参して役所の窓口で手続きを行わなければならず、結果を受け取るまで数時間を要した。しかし、スマートキオスクでは、端末に原本をスキャンするだけで、わずか3~5分でデータ処理され、結果はメール・QRコード・モバイルアプリを通じて即時受け取りが可能となる。
AIによる自動照合により職員の業務負担を軽減し、ヒューマンエラーを削減するだけでなく、発行されるデジタルコピーには電子署名と電子印が付与され、サーバーに一元保存されるため、安全性と透明性も高い。また、紙やインクの使用削減にもつながり、コストを抑えつつ環境保護にも寄与するという。
スマートキオスクお披露目の式典には、政府官房、司法省、公安省、ベトナム国家銀行(中央銀行)、ハノイ市人民委員会などの代表者が出席した。なお、今回導入されたスマートキオスク10台は、中央銀行傘下のベトナム農業農村開発銀行(アグリバンク=Agribank)が寄贈したものだ。
ハノイ市は試行を経て、市行政サービスセンターの各支店、アグリバンク店舗、公的施設へと導入規模を拡大する計画だ。
・ ホーチミン市警察、「デジタル市民キオスク」を初導入 (2025/10/14)

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