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ハノイ市疾病管制センター(CDC)は、3月末の1週間で市内の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染者が+17人増加したと発表した。同市保健局は、オミクロン株の派生型「BA.3.2」(通称:セミ変異株)に対してパニックに陥ることなく、引き続き感染予防対策を徹底するよう市民に呼びかけている。
新型コロナの感染状況と新変異株「セミ」の特徴
CDCの報告によると、3月20日から27日にかけて市内の12の村・街区で新たに17人の新型コロナ感染者が確認された。これにより、年初からの累計感染者数は22の村・街区で29人となり、前年同期比で+5人増加したが、死者は出ていない。同市保健局は現在市内で流行しているウイルスの株に関する検査結果を公表していないが、「BA.3.2」変異株への警戒を促している。
「BA.3.2」変異株は、2024年11月22日に南アフリカで初めて確認された。米国の疾病予防管理センターによると、米国ではすでに少なくとも25州で確認されている。この変異株は、スパイクタンパク質に70~75の突然変異を持ち、免疫回避能力が高まっているとされるが、重症化や入院、死亡のリスクを増加させる証拠は確認されていない。
世界保健機関(WHO)も、現在流行している他のオミクロン株と比較して公衆衛生に対するリスクは低いと評価しており、現行のワクチンが引き続き重症化と死亡の予防に有効であるとの見解を示している。
保健当局による推奨とその他の感染症の動向
ベトナム保健省は世界の疫学状況と変異株の動向を注視しており、医療システムに対して早期発見とリスク評価、必要な際の迅速な対応を維持するよう指示している。CDCは市民や国内外の旅行者に対し、医療機関や人が密集する場所、密閉空間でのマスク着用、手洗いの徹底、接触表面の消毒など、基本的な予防策を継続するよう勧告している。特に高齢者や基礎疾患のある人、妊婦などの高リスク群は、体調管理に注意し、疑わしい症状があれば速やかに医療機関を受診することが推奨される。
なお、ハノイ市では新型コロナに加えて、手足口病の感染者も増加傾向にある。過去1週間で前週から+46人増の233人が手足口病に感染したと報告された。2026年初めからの累計感染者数は1320人に達し、前年同期比で+582人の大幅な増加となっている。保健当局は、各地域の医療ステーションを通じた監視を強化し、発生地域の封じ込めと迅速な対応を実施して感染拡大の防止に努めている。
・ 手足口病が前年比5倍の流行、死者4人 保健省が緊急指示 (2026/03/31)

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