![]() (C) Tyler Frew MD / Wikimedia Commons / CC BY-SA 4.0 |
北中部地方ハティン省フォンケー村(xã Hương Khê)で9月28日、クレーン車の接触によりコンクリート製ゲートが倒壊し、バイクで通りかかった小学3年生の男児(8歳)が下敷きとなって右手首から先が切断される重傷を負った。搬送先の同地方ゲアン省整形外傷病院の医療チームは、切断された手への血流を維持するため、手を左足に一時移植する緊急手術を施した。
事故は28日午後1時17分ごろ、クレーン車のフックが同村のコンクリート製ゲートに接触したことで発生した。約3分後にゲートが崩落し、母親(38歳)が運転するバイクの後部座席に乗っていた男児が下敷きとなった。
病院に搬送された際、男児は右手首から先が完全に切断され、前腕部も重度に挫滅し、一部が欠損していた。前腕部の損傷が激しく、切断された手を直接再接合することが困難だったため、医師らは「院内レッドアラート」を発令し、7時間に及ぶ緊急手術を実施した。左足の血管と切断された手をつないで血流を確保し、手の壊死を防ぐ処置がとられた。
治療にあたって1L超の輸血が行われ、病院の医療スタッフらも自発的に献血した。左足に一時移植された手は血色と温かさが保たれて血流も良好であり、男児のバイタルサインは安定しているという。
医療チームは集中治療室(ICU)で5~7日間にわたり経過を観察し、前腕部の損傷が安定し、感染がみられないことを確認した上で、2~3か月後をめどに、手を左足から切り離して本来の位置へ再接合する計画だ。
・ 事故で切断の手、仮移植した脚から腕への再接合手術に成功 (2025/12/03)
・ 事故で切断された手を一時的に脚に移植、妊婦の経過良好 (2025/10/01)

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