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2007/12/15 08:33 JST配信
観光総局は12日、｢第1回国際クルーズ船観光会議｣を開催した。この会議には交通運輸省・文化スポーツ観光省・税関など各関連機関と多数の外国クルーズ船運航会社の代表が参加した。
クルーズ船運航会社と国内の旅行会社の代表らは、大型客船が接岸できる港湾の建設と客船の乗客に適したサービスや商品の開発について意見を述べた。サイゴンツーリストのボー・アイン・タイ社長は、「客船が寄港すると、多くの乗客が上陸して観光や買い物を楽しむ。夜は客船に戻って宿泊するため、国内で不足気味の高級ホテルを手配する必要がない。しかし大型客船専用の港がまだないことがベトナムの最大の障害になっている」と語った。
観光総局は来年、外国クルーズ船の乗客に対するビザ免除などの優遇措置を検討し、客船の誘致に力を入れる予定だ。今年1～11月にベトナムを訪れた外国人観光客の数は前年同期に比べ7.1％増加しているが、客船による訪問者数は延べ1万8450人で0.6％減少している。
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