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- ステーブルコインUSDTと通貨VNDを交換
- サンドボックス制度のもとで試行
- 非管理型を採用、USDTとVNDは利用者管理
南中部地方ダナン市人民委員会は、最も代表的かつ利用率が高いステーブルコインであるUSDTと法定通貨のベトナムドン(VND)の交換に関する試行事業を認可した。
ステーブルコインは、価値が安定するよう設計され、仮想通貨市場での決済や資産保全に活用される仮想通貨だ。USDTは、香港に拠点を置くテザー(Tether)が発行する、USDに価値を連動させたステーブルコインの一種で、USDとの交換比率は1対1に固定されている。
これにより、サンドボックス制度(規制を緩和して実証実験を認める仕組み)のもとでUSDTとVNDの交換を試行する。
ダナン市人民委員会の決定第2895号/QD-UBNDに基づき、ドラゴンラボ(Dragon Lab)は、マイモ(MIMO)と呼ばれるUSDTとVNDの交換ソリューションを展開するための認可を受けた。非管理型で運営し、試行期間は2025年12月から2028年12月までとなる。試行事業はダナン市科学技術局の監督下で実施する。
試行は、◇ダナンソフトウェアパーク、◇第2ダナンソフトウェアパーク、◇ダナン・スタートアップ・イノベーション支援センターの3拠点に限定して実施する。
マイモの最大の特徴は、非管理型モデルを採用している点だ。事業者は、利用者の資金やデジタル資産を一切管理せず、USDTおよびVNDは常に利用者自身の管理下に置かれる。マイモは技術的な仲介として、取引の認証・接続・調整のみを担う。
利用者は、ベトナム軍隊工業通信グループ(ベトテル=Viettel)とベトナム郵便通信グループ(Vietnam Posts and Telecommunications Group=VNPT)によるオンライン本人確認サービス「eKYC」を利用し、本人名義の銀行口座と連携する。暗号資産ウォレットはブロックチェーン分析ツールにより「クリーン性」を検証し、資金洗浄や不正行為を防止する。すべての取引はオンチェーンで記録され、追跡可能な形で保存されるとともに、マネーロンダリング防止に関するAMLとKYCの規定に基づき、定期的に監督当局へ報告される。
主な利用対象は、◇現金を持たず、低コストで迅速な決済を希望する外国人観光客、◇国際会議やイベントに参加する外国人専門家・講演者・投資家、◇監督下の環境でデジタル資産技術を学び、実践したい大学生・教員などとなる。
なお、ダナン市では、マイモと並行して、アルファトゥルー・ソリューションズ(Alphatrue Solutions)が展開する暗号資産交換プロジェクト「バサルペイ(Basal Pay)」が初のサンドボックス事例としてすでに稼働している。
同プロジェクトも市内の同じ3拠点に限定して実施され、USDT所有者はバサルペイの決済アプリ(電子ウォレット)にUSDTを入金し、QRコードを用いた支払いなどができる。利用登録者数は約6000人に上り、うち約30%が外国人で、累計取引額は約4万USDTとなっている。
・ ダナン:暗号資産と法定通貨の交換が可能に、実証実験を国内初承認 (2025/08/28)
・ ダナン:ステーブルコイン「USDT」による決済の試験導入を検討 (2025/06/12)

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