インドの10月31日付フィナンシャルタイムズ紙は、インド政府がベトナム・ラオス・カンボジア・フィリピンの4カ国の国民に対するビザ発給手続きを簡素化することを承認したと伝えた。この4カ国の国民は来年1月1日からインドに入国する際、空港や国境でビザを取得できるようになる。1日付ベトナムプラスが報じた。
インド政府はまた、アセアン諸国との観光協力に関する覚書(MOU)文書の準備を終えた。アセアン諸国を訪れるインド人は年間300万人、インド・アセアン諸国間を結ぶ航空路線のフライト数は毎週380便に上る。
インドのマンモハン・シン首相はこのほどハノイで行われたアセアン・インド首脳会議で、インド・アセアン間の物品に関する貿易協定締結に必要な手続きを早期に完了することへの希望を表明した。さらにサービスと投資に関する協力協定の締結も、全面的経済協力関係の強化という双方の目標を達成するための重要な一歩だと述べた。