2010年の国内観光客数は前年に比べ300万人増加し2800万人に達し、海外旅行に出かけるベトナム人の数も増加している。こうした傾向を反映して、各旅行会社は国内市場を以前より重視するようになっている。4日付サイゴンタイムズ紙電子版が報じた。
フィディツーリストの2010年の売上高のうち、外国人観光客からの売上は4分の1に過ぎないという。グエン・ベト・フン社長は「これからは国内観光客を主なターゲットにする。ハノイとホーチミン市以外の都市に代理店網を拡充する予定だ」と強調した。
観光施設やショッピングセンターなどの経営を手掛けるチュントゥイグループは、国内観光客の売上高はまだ全体の25%程度だが、今後の売上増に期待を寄せている。ズオン・タイン・トゥイ社長は「この比率は今年中に50%なるだろう。国内観光客向け施設への投資を増やし、国内市場専門のマーケティング部門も充実させた」と話す。
サイゴン観光総公社(サイゴンツーリスト)では、2010年に取り扱った観光客数32万人のうち21万人が国内観光客だった。同社は外国人観光客の誘致についても引き続き力を入れていくとしながらも、国内市場の方が安定しているとの見方だ。
一方ビーツアーズのカオ・チー・ズン社長は、会議・招待旅行・展示会などと観光を組み合わせたビジネストラベル(MICE)市場に狙いを付けている。「今年はMICE用の人材育成と広告宣伝に注力する」と語った。
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