ハードーサービス経営株式会社はこのほど、ハノイ市ロンビエン区で建設中の巨大複合商業施設「ビンコム・ビレッジ」内に人工温泉リゾート「キモノビレッジ」を建設する計画を明らかにした。5日付ジエンダンゾアインギエップが報じた。
面積2.1ヘクタールの敷地に、人工温泉、リゾート、和食レストランの3つのエリアを設け、日本風のスタイルで建設する。温泉エリアには、薬効のあるミネラル成分を含む5種類の温浴施設を設ける。リゾートエリアは水面に建設して静かな環境を演出、レストランエリアでは各種イベントを開催できるようにする。
ビンコム・ビレッジ案件については、その成功を危ぶむ声もあるが、投資主は「他の案件と異なり、ビンコム・ビレッジは交通の便利な場所に位置し、建設も順調に進んでいる。利用客の主なターゲットはハノイ市民であるため、案件の将来性を楽観している」と話している。